ちびっ子将棋だより 難しいな！！

　地元の小学校の将棋クラブ（と言っても、月に１、２回程度活動）へ出かけ、ちびっ子将棋クラブのことをＰＲしてきたら、３名の小学生が見学に来てくれた。
　６年生２人、４年生１人。どのくらい指せるかみるために、前から居る子たちと腕試しの手合わせを行った。
　大会で活躍しているＯ君は別格として、３年生のＡ君や今年の５月から参加している２年生の二人にも勝てない。
　自分たちだけで只指しているだけでは進歩が少なくて、こんなものなのかも知れない。
　市教育委員会の総合クラブで活動しているこの子にもいるが、「将棋、知ってる。指せるよ」と基本的な勉強を好まない子は、なかなか上達しない。
「地道に初歩から勉強しよう」と呼びかけても、なかなか分かってくれない子もいる。直ぐに、入門者や全く初心者に抜かれてしまうのが理解できないようだ。

　８月の『瑞穂ちびっ子将棋クラブ』では、集中的に指導大盤を活用して講座を行い、参加者の棋力を高めていくつもりだ。
　問題は、私の願いをどこまで理解し、努めてまじめに参加するかどうかだが、・・・・。
　この間、Ｏ君たちにとっては、勉強になることは少ないので、中級者グループは定跡の勉強と棋譜並べ、む対局を多くすることにする。

　昨夜、体験参加したＡ君の父親から電話があった。
　予想していたことだが、前から入会していた下級生たちに勝てなかったことで、本人が入会を辞めたいと言っているとのことだった。２、３年生でも、入門から将棋の基本から勉強してきたので、力がついてきたこと。このクラブに入って勉強することの意義はそこにあることを話し、本人が希望するなら、しばらくは対局をやらずに、基本の勉強だけしてみたらとも話した。
　将棋や囲碁、各種スポーツも、やる人本人の意欲・やる気が大切なので、コーチや親がどうこう言っても駄目なことも話した。
　もし、本人に初めからやる気があったら、参加してくると思うのだが、・・・・・。