やったぞ木村、１1０手で勝って王位に王手をかける

　王位戦第３局。挑戦者木村一基八段が１１０手で深浦康市王位を破り、対戦成績を３勝０敗としタイトル奪取に王手をかけた。
　このところ好調と言うより、とみに力をつけてきた木村八段だが、このままタイトルホルダーの仲間入りを果たしそうである。あと、１勝。木村頑張れ！！！！！

王位戦の二日目、激しい攻め合いに

　第５０期王位戦第３局、二日目を迎え激しい攻め合いになった。
　深浦康市王位の５５手目、封じ手は２四飛だった。これは攻めを継続する手、それに対して、木村一基八段も取った桂を６六に打ち、相手の王に揺さぶりをかけた。
　一気に終盤に突入し、難しい場面なのでなかなか手は進まないが、見ごたえのある激しい攻め合いとなった。こういった展開は、我々アマチュアには堪らない。
　さあ、どちらの読みが優れているのか、はらはらどきどき楽しんで観戦したい。

かみさんのご招待で、石川さゆり特別公演に

　かみさん(愛妻)のご招待で、御園座の「石川さゆり特別公演」に出かけた。
　本当は、かみさんが友だちと一緒に行くつもりだったのだが、友だちが足を悪くしたので行けなくなった。キャンセルすると入場料(１等席で一人１万円以上)が勿体無いので、私がお供することになったわけだ。

　さて、舞台とコンサートの二部構成で、３時間余りの公演だった。
　第１部は、「長崎ぶらぶら節」、長崎に実在した女性(芸妓)の波乱に満ちた物語。座長のさゆりさん、なかなか頑張って演技をしていた。
　第２部は、ヒット曲を中心に趣向を凝らした物も含め、１０数曲を熱唱した。むろん、最後は「天城越え」。この曲や「風の盆」などは、私も好きな歌なので大いに楽しめた。入場料が高いなあと思っていたが、これだけ楽しめればたまにはいいもんだ。
　岐路、かみさんへのお礼の意をこめ、夕食をご馳走することにしたが、二人とも本来の貧乏性が出て、予算額から大幅ダウンの２０００円ほどの定食で済ませてしまった。

イケメン山崎、羽生王座にチャレンジ

　将棋の第５７期王座戦挑戦者決定戦。中川大輔七段対山崎隆之七段戦は、１４９手でイケメン棋士山崎七段が勝ち、羽生善治王座（四冠）に挑戦することになった。
　山崎七段にとってビッグタイトルは初挑戦、渡辺竜王に続いて２０歳代タイトル保持者が生まれるのか、将棋界の新しいヒーロー誕生が実現するのか興味深い。

新勢力の台頭

　このところ若い世代の台頭が目立つ将棋界。佐藤康光棋王からタイトルを奪った久保利明新棋王をはじめ、各タイトル戦で活躍している木村一基八段はその筆頭だが、羽生善治王座（四冠）に挑戦する王座戦挑戦者決定戦も中川大輔、山崎隆之両七段同士のフレッシュな対決になった。
　今朝から始まったこの勝負、どちらが勝ってもタイトル戦初挑戦だ。中川七段はともかく山崎八段は２０代半ば、イケメン棋士としてもしられているが、ＮＨＫ杯
など大会優勝経験もある。
　この勝負に勝つと、羽生王座にチャレンジすることになるが、１０歳以上年の離れた棋士と対戦する羽生四冠にかえってプレッシャーがあるかも知れない。
　とりあえず、今日の対局をインターネットで楽しもう。