昨日、教育界の大先輩で、個人的にもいろいろお世話になった方の葬儀に参列した。
参列者の多い盛大な葬儀であることには驚かなかったが、喪主(娘婿)の会葬お礼の言葉に続き、司会者が娘さんたちが綴った手記を紹介された。私にとって、このようなことは初めてのことである。
題は「私たちの家族はお父さんの家族で幸せでした」。
生前のお父さん、お父さんと過ごした思い出、父親の仕事に対する真摯な姿、取り組みの紹介のあと、無くなった父親への家族の思いが綴られていた。
誇りに思える父親、温かい家庭生活が語られたもので、感銘を受けた。
私が死んだとき、子どもたちや家内がこんな気持ちになり、葬儀の場で表わしてくれるだろうか。?
帰宅してから家内に話したら、「それはちょっと無理じゃあない」の一言。やはり、「平常往生」か。いや、結婚後40数年の生活を振り返っても、確かにそれは言える。