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顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

ハナグモ(花蜘蛛)…優雅な住環境と名前

2020年10月29日 | 季節の花

今を盛りのシュウメイキク(秋明菊)を撮っていたら見つけた、蜘蛛の共喰い?いや違う、脱皮でした。調べると、蜘蛛は幼体時に7,8回脱皮を繰り返すとか、骨格を持たず体全体が外骨格とよばれる固い殻で覆われているため、大きくなるためには脱皮しなくてはならないようです。

数日後に同じ蜘蛛が我が家然として居座っていました。抜け殻は見当たらず、もしかして?食べてしまったような顔をしていましたが…。
ウェブ図鑑で見たら、花に潜んで獲物を待つ「ハナグモ(花蜘蛛)」、羨ましい名前と住環境の蜘蛛でした。

カメラを向けると花の陰に…脚が見えるのに隠れた積もりです。
やがていつの間にかこのハナグモは姿を消してしまいました。伴侶を得て豪華なマンションに引っ越したのでしょうか。

ところでシュウメウギクは長い間花が咲いている植物ですが、夜には下向きになって花弁を閉じて眠るような姿になるのに初めて気が付きました。(下の写真は早朝の撮影です)
植物とはいえ、なんとも親しみの持てる姿態に思わず見とれてしまいました。