地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

中山道六十九次を行く-1-

2007年05月01日 | 【17】中山道(予備)
日本橋から板橋宿を通り、戸田橋を渡る

07-4-30
橋を撮るのは、この角度が一番いいと思う。それにしても、上に首都高が走っていなければ、最高なのだが。



ルネッサンス様式の、アーチ式石橋。長さ49m、幅27m。
高架に邪魔されて、この橋を充分に眺めた人は少ないのではないか。
青銅の獅子や羽根の生えたドラゴン像?すごい造形美だ。


歌川(安藤)広重画 日本橋(大名 西へお立ちの図)



神田明神
えびす様、だいこく様、まさかど様の3人を祭ってある。



東大赤門と三四郎池
ご存知、加賀藩上屋敷跡。中に入って散策できるのが嬉しい。緑が多く、鳥が鳴く。静寂。別天地のようだ。



高岩寺と刺抜き地蔵
あまり大きな寺ではない。人が多くて大変。ご利益あり?


庚申塚(中仙道庚申塚、猿田彦大神庚申堂の碑有り)駕籠かきなんかの休憩所。結構賑わったそうな。


板橋
コンクリート製だが板の橋に似せているので、風情がある。下を流れる石神井川の渓谷とよくマッチしている。
中山道一の賑わいを見せた宿場。
江戸の入口にあたる城門のような大木戸があり、「入り鉄砲に出女」は厳しく警戒された。


板橋宿<英泉画>
二階屋が軒を連ねる宿場へ旅人達が足を速める。裕福そうな夫婦らしき旅人と供。駕籠へ乗れとせがむ駕籠かき、なだめる供。馬子が馬の草鞋(わらじ)を交換中。
そうか、当時馬には蹄鉄が打ってなかったんだ。


縁切り榎(二代目)
皇女和宮がここを通る時、縁起を担いで、榎を菰(こも)ですっぽり包んで、見えないようにしたとさ。


志村一里塚
道の両側に残っている。でも、道幅が広すぎる。どちらか一方移したのかも知れない。


清水坂
昔は、この辺り唯一富士山が見える名所であったそうな。今、両脇には高い家、マンションが立ち並んでいる。
長く急な坂を、下から登ってくるのは老人でなくとも難儀だ。
春の汗 老婆が登る 清水坂


戸田橋より荒川を望む(逆光のため、暗く写っている)
昔、旅人は渡しに乗ってこんな光景を見たんだろうと思う。


蕨・戸田川渡<英泉画>
戸田川(荒川)の平水時の川幅は約100mであったが、満水時には1里(約4Km)にも広がって、
渡船は不可能となった。
船の中には、馬を真ん中にして、さまざまな旅人が同乗している。


データ:
自宅から自宅まで 34,357歩
距離換算     24.74Km
(日本橋~蕨宿までは、19Km)
消費カロリー    1,008Kl
同僚2人と計3人
日本橋10時出発、戸田公園駅午後5時
天候晴れ(27、8度あったか、陽射し強すぎ)
今日は日曜日。歩くのは土日が正解。
でないと車の排気ガスでやられてしまう。
平地であれば、歩く距離は今日位が一日の目安。
感想:
皆、よく下調べをしていた。ここが重要なところ。順調に歩けた。
お天気男がいたと思う。
戸田公園駅前で飲んだビール、酒の味は格別だった。


「中山道を行く」ビデオスタート画面
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2 コメント

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Unknown (みゆき)
2007-05-02 15:35:38
こんにちは。
一日に34,357歩だなんて!!驚きです。
以前板橋に住んでいましたので、『板橋』と『縁切り榎』の写真はとても懐かしく、拝見しました。
慌ただしい日々の中で、美しい写真に心がなごみます。

ところで今日あたり筋肉痛では?
どうかお大事になさって下さい。
返信する
コメントありがとうございます。 (松雲)
2007-05-04 08:50:30
少し歩き過ぎました。豆が一つ出来ました。
トクホンを4、5枚貼って寝ました。
中山道歩き初日、晴天ということで調子に乗りすぎたか知れません。次回の参考になりました。

桜の咲く季節、「板橋」はもっといいんでしょうね。
それにあの商店街の雰囲気が良かった。

京都三条大橋にいつ到着するかは分かりませんが、歴史を振り返りながら、また、楽しみながら歩きます。応援よろしくお願いします。
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