地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

中山道六十九次を行く-14-その①

2008年07月30日 | 【17】中山道(予備)
暑いけど,行く  中山道 美濃路
  大井宿から大湫(おおくて)宿、細久手宿、御嵩宿へ
【第一、第二日目 08-7-27,28 】


【甚平坂】眺望よしだが、御嶽、恵那山は見えず。


これより大井宿


【大井高札場跡】 
 高札場とは、幕府や領主が決めた法度(はっと)や掟書(おきてがき)などを
木の板札に書き、人目のひくように高く掲げておく場所のこと。


【大井宿本陣跡】


【神明神社】


【犬矢来】
もともと「犬の放尿を防ぐ」というのが名前の由来のようですが、そのカーブで泥
棒が塀を登りにくくなることや、建物の外壁の裾を、泥はねなどの汚れや損傷から
守る役目や、道と家の敷地境界を示すなど、先に挙げた様々な問題の解決に活躍し
ていたようです。「犬矢来」は可動式のものが多く、がばっ、とはずしてお掃除も
できます。


【西行塚】西行終焉の地は諸説あり。


【十三峠】
大井宿と大湫宿間の約3里半(約14km)は連続する上り下りの坂道が続く。これ
が十三峠と呼ばれる峠越えの道で、「十三峠におまけが七つ」と言われるほど峠の
多い難所だった。中山道制定当時、大井宿から御嵩宿間の中山道は釜戸を経由する
比較的平坦な道筋だったが、慶長9年(1604年)にこの十三峠を越える道に付
け替えられた。それに伴い大湫宿が設けられ、後に細久手宿が置かれた。何故、こ
の難所を越える道に付け替えられたのかは不明な点も多いのだが、距離が短くなる
ということと、軍事防衛的な理由もあったらしい。


【樫ノ木坂の石畳】


【大湫宿】


【皇女和宮ご通行の絵図】


【神明神社】大杉(推定樹齢1300年)凄い木だ。大きすぎて写真に撮るのが難しい。


【雨の琵琶峠を行く】雷は止んだが、雨は中々止まなかった。熱中症の心配は少なかったが。

【琵琶峠】標高540m(美濃路の最高地点)
700mの石畳(この石畳は長い間土の下に埋もれていてその存在は知られていなかったが、
昭和45年に地元の方の情熱により発見された。東海道の箱根峠、中山道の十曲峠(落合)
の石畳をはるかに超して日本一長い石畳となっている。
 昔、京へ琵琶の修行に行った信濃の法師が、その奥義を極められず失意の中、信濃へ帰る
途中、琵琶峠で疲れてうとうとしていると、峠の松風の音が聞こえます。法師は
「これこそ琵琶の音だ」と気づき、再び京に行き、ついに琵琶の奥義を極めるのです。(一説)
    
住み慣れし 都路出でて けふいくひ いそぐもつらき 東路のたび
(皇女和宮顕彰歌碑) 


ようやく細久手宿に到着。雨に濡れた。今日はここの大黒屋に泊まる。「ホッ」。
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