地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

中山道六十九次を行く-13-その②

2008年06月26日 | 【17】中山道(予備)
【第三日目】
馬籠宿から落合宿、中津川宿へ  
           木曽路が終わり、美濃路へ入る 



【永昌寺】(ここで泊まり)
 夕食、朝食とも一品一品、丁寧に心のこもった料理で美味しかった。
 島崎家のお墓にお参り。


【島崎本陣跡】【藤村記念館】


【大黒屋】
 ・藤村の初恋の人おふゆの生家。本陣青山吉左衛門の親友、年寄役伏見屋金兵衛。
大黒屋10代目大脇兵右衛門信興。
藤村はこの大黒屋日記を見て、「夜明け前」執筆を決意したんだと。




小雨降る、早朝の馬籠宿風景


諏訪神社参道。この静けさ。


【これより北 木曽路 藤村老人】


【落合石畳】
 深い木立の中を、石畳の急な坂道が続く。濡れて滑りやすく神経を使った。
 この石畳は、全長約800mにわたるそうだ。
 そもそも石畳は、急な坂道を大雨の水から守るのが目的だったそうだ。


長い石畳の道に、思わぬ筋肉を使う。


対の石仏。


【医王寺(山中薬師)】狐膏薬 日本三大薬師の一つ、浄土宗で京都知恩院の末寺。


【落合宿本陣跡】
 この門は、火事見舞いとして、加賀前田家から贈られたものだそうだ。


【中津川一里塚跡】

【今回の旅】
・実施日 平成20年(08)6月22日(日)~24日(火)
・天 候 初日野尻宿より雨。今回の旅では雨具を手放して歩いたのは、2日目の
 朝の柿其渓谷への散歩、3日目(最終日)の午前10時位、落合宿、中津川宿から
 高速バスのバス停に向かう時位だった。この旅が始まって始めて、雨の多かった
 たびだった。梅雨時だから仕方ない。これも旅の一部だ。
     
・メンバー4人

・距 離 1日目・・・ 9,964歩( 7.47Km)
     2日目・・・38,593歩(28.94Km)
     3日目・・・26,462歩(19.85Km)
・見 所
     ・柿其渓谷(かきぞれけいこく)
     ・妻籠宿
     ・馬籠宿
     ・新緑の木曽の山々、荒々しい木曽川の流れ

・閉 口 福沢桃介記念館の説明者(女性)による、早口の情報提供過多。
     
・食 事(うまかった、よかった)
     ・永昌寺(馬籠宿)の夕飯、朝食。特に、夕方陽の沈む頃、庭園を見な
      がらの夕飯は、良かったなー。持参の酒も美味かった。(馬籠宿入口
      の酒屋の亭主の態度の悪さには、呆れたが。)
 
・満足度 雨のお陰で、行動がやや鈍ったことで、満足度は中程度。ただ、雨の木
     曽路を歩いた思い出は、これはこれで、いい思い出として残る。観光客
     も少なく、静かな木曽路の街道を歩けたことは、良かったのかも知れな
     い。

【どこまで来たか?】
・宿  :六十九次中、45番目の宿(中津川宿)
・距離 :534Km中、340.0Km

【駄作】
 京に向け 木曽路歩きの 梅雨の入り
 柿其や 緑の渓谷 恋路橋
 梅雨雲の 南寝覚や 霧が立つ
 襲い来る 男滝女滝の 梅雨出水
 梅雨湿り 木曽山霧湧く 等覚寺
 大妻籠 大山木の 花香る
 蓮の花 酒飲み眺む 永昌寺
 花菖蒲 夜露に濡れし 馬込宿
 緑さす 十曲峠や 石畳


【次回の旅】
  
 美濃路  
   大井宿、大湫(おおくて)宿、細久手宿、御嵩(みたけ)宿へ
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