地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

中山道六十九次を行く-12-その②

2008年05月29日 | 【17】中山道(予備)
【第二日目】
春深し 木曽路の山や せまりきて
今回の旅のメイン木曽福島宿から須原宿へ




【興禅寺】
 ・木曾信道が先祖の木曾義仲追善供養のため旧寺を改めた。
 ・木曾氏、山村氏の墓。山村氏の菩提寺 
 ・この寺の宝物殿は凄い。金に糸目をつけず作られたそうな。




【福島関所跡】【同資料館】
・当時、五街道に張り巡らした50ヶ所の関所のうち、同じ中山道の碓氷関所、
 東海道の箱根、新居の関所とともに江戸四大関所に数えられる。(関守は山村
 氏で、尾張藩の木曾代官として木曾の山林を預かり、その権力は非常に大きな
 ものであったそうな。
・島崎藤村「夜明け前」での描写。
 「そこは西の門から東の門まで一町程の広さがある。一方は傾斜の急な山林に
 倚り、一方は木曽川の断崖に望んだ位置にある。」


【高瀬家】(資料館)
・山村氏の家臣で代々関所番を勤めた。
・島崎藤村の姉・園が嫁いでいて、作品「家」のモデルになっている。



【山村代官屋敷跡】・駒ケ岳を借景にした泉水庭園が見事


新緑の山間に白くそびえる、御嶽山が見えてきた。すばらしい景色だ。
思わず拝みたくなる。スキーはまだ出来そうだ。



【木曾の桟(かけはし)】
・写真右上。想像したものとは違って少しカッカリ。
 木曽川の流れは緩やかだ。この景色のすばらしさは何ともいえない。
・桟や 命をからむ 蔦かずら(芭蕉)
・なかなかに 言ひもはなたで信濃なる 木曽路のはしのかけたるやなそ
 (源頼光)
・浪と見る 雲を分けてぞ漕ぎ渡る 木曾の桟底も見えねば(西行)


【寝覚の床】(木曾八景のひとつ)
・浦島太郎伝説の場所として有名。海岸端で玉手箱を開けずに、ここで開けたと?


【小野の滝】
・安藤広重は木曽随一の「寝覚ノ床」を描かず、この小野の滝を描いている。


【須原宿の水舟と正岡子規歌碑】
・寝ぬ夜半をいかにあかさん山里は 月出つるほどの 空たにもなし

今日の宿泊 民宿いとせ(詳細は別紙計画表) TEL0264-55-3686










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