地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

中山道六十九次を行く-13-その①

2008年06月25日 | 【17】中山道(予備)
【第一日目】
野尻宿から柿其(かきぞれ)渓谷の宿へ

柿其橋より、木曽川の景色。雨は止まない。


南寝覚と呼ばれていると。


今日の宿泊先。民宿「ほていや」

【第二日目】
柿其渓谷から、三留野宿、妻籠宿、そして馬籠宿へ









【柿其渓谷】
柿其渓谷は、長野県南木曽町、即ち信州木曽路に位置し、数ある木曽の渓谷の中でも
特に美しいと言われている。
柿其渓谷は、岩や石が花崗岩質なため、五色の色合いとなって川底が美しく映えるらしい。
早朝(朝食前)の渓谷散策は、気分良かった。

 


【等覚寺】(三留野宿)
・天神像韋駄天像(等覚寺韋駄天像)など三体の円空仏が安置。(写真撮り忘れ)
・円空・・・美濃国生まれ。不幸な人々を救うため、12万体の仏像を残すことを
誓い、旅に出て数多くの仏道を彫り続けた。一刀彫の手法。
・この仁王像は円空作ではない。(作者不明)


【桃介橋】
http://www.geocities.jp/kazumihome2004/13-6.html






妻籠宿の中心。観光案内、雑誌でよく見かけるスポットだ。








【妻籠本陣(復元)】(島崎家)
宿駅が制定されると妻籠宿本陣には島崎氏が任命され、明治に至るまで本陣、庄屋
を兼ね勤めました。島崎藤村の母の生家であり、最後の当主は藤村の実兄で、馬籠
から伯父の所へ養子にきた広助(ひろすけ)。
「夜明け前」で、青山半蔵のいとこに当る青山寿平次は、ここ妻籠宿の娘と結婚。


【大妻籠集落】立派な家(元旅籠)が昔ながらに残っている、いい風情の家並み


【男滝】【女滝】吉川英治の「宮本武蔵」にある、武蔵とお通の出会った「男垂の滝」


馬籠峠への入り口。石畳は滑って歩きにくい。


頂上を目指す。途中、平で雰囲気のいい場所があった。小雨は降っている。


【峠の茶屋】峠の頂上(海抜800m) 
・正岡子規「白雲や青葉若葉の30里」
・藤村「後ろは高い木曽の山々、前の方は“平らな野原の多い”」と書いた美濃の
平地へ下って行く。
・晴れていれば、「恵那山」が見えるはず。



馬籠宿に入って行く。


【永昌寺】
 ・臨済宗・福島長福寺に属す。
 ・夜明け前では、万福寺として登場、和尚は松雲だ。
 ・島崎家代々の墓、島崎正樹夫婦、藤村の遺髪など。遺骨は神奈川県大磯の地福寺。

今日の宿泊はここ永昌寺だ。








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