上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

エンジニアの自己過大評価

2007年03月09日 | 仕事
最近、採用時の聞き取り評価と採用試験の試験結果のギャップの大きい応募者が目に付く。
同学の採用を多くしているせいなのか、既採用者などの周囲から一様に高評価な求職者でも、
いざ試験を実施するとメタメタだったりする。
特に前評判の高い求職者ほど、実際のエンジニアリングスキルは口ほどでもなかったりする。
CANNAC時代から、散々日本でも学歴詐称をはじめとして、いい加減なエンジニアを見てきたが、
多くは在日7年以上のベテランが多かったように思う。
原因も、過大な自己評価とそのギャップを埋める為の嘘であるようだった。
しかし、最近は新人にもその傾向が広がってきた様で、日本語に自信があると言いながら、
「私の今話している日本語が理解出来たら手を挙げてください。」と言っても手が挙がらなかったり、
コーディングには自信があると言っているので試験をすると、結果は落第点だったりする。
自信過剰や誇張も採用前までならまだいいが、中には経験半年で、会社の大黒柱気取りで交渉を掛けてくる社員までいる。

はっきり言って、ウチの会社には、そんな社員はいりません。

「ミツバチの法則」ではないが、群集団に何%かは必然的に発生するのだろうが、
最近は発生率が大きくなってきている様だ。
色々と対策強化の時期なのだろう。