息子は先週の金曜日にCOMPASS TESTを受けた。
これは、夏休みに受講予定のDual Creditコース (高校と大学の双方に互換される単位科目)のための試験。近くのコミュニティーカレッジで受講するらしいが、それについていける基礎能力があるかどうかを判断するらしい。
sophemoreの息子は、まだSATなどの大学受験標準試験を受けていないので、このCOMPASS TESTが初めて。
数学と英語(Reading, Writing)の試験だったが、息子が苦手とする英語の試験で思わぬ高得点だったのはオドロキ。
99点が最高点中、Readingが95点とWriting99点、このような奇跡の点数を取れたのは、息子の英語の先生の指導のたまもの。
息子の受講している英語のクラスはレベルが高く、特にクラシック文学を読み、レトリックの巧妙な分析するところなど、私にはとても息子を指導する力はない。息子のように苦労している生徒のために、先生は週に3回、放課後指導をしてくださっているので、息子はそこで細かな指導を受けて、読解力と文章力を少しずつ伸ばしている様子。
コンピューター世代の若者の文章力や読解力を育てるのは、どんなに苦労の多いことかと思うが、地道な指導のおかげで、息子は知らず知らずに力をつけている様子なのは、親としても嬉しい。
高機能自閉症の息子にとっては、登場人物の感情を読み取ったり、第三者的に評価したりするのは、非常に困難な様子だが、感情移入できなくても言葉を手がかりに様子や背景を理解しているらしい。しかしそうできずにかんしゃくを起こすことも頻繁。
そういう背景の中、今回の試験結果でほっとした私たち。