キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ボストン・マラソンの爆破事件

2013-04-16 11:29:06 | アメリカ便り

 

今、通っている教会で参加しているバイブルスタディーのメンバー二人が、ボストンマラソンのランナーだったので、昨日の夕方は彼らたちの安否を確認するEメールがどんどん送られる。結局、二人とも無事だったということで一安心。

このカップルのうちだんなさんは、1回目の結婚で生まれた子ども二人難病で亡くし、その後ストレスから肥満になった生活を改めてようとジョギングし始めたのがきっかけ。2回目の結婚の奥さんと一緒にマラソンをはじめ、今年初めてボストンマラソンに参加できることを大喜びしていた矢先だった。

もう一人参加していたのは、私のもとの教え子、娘のプレスクールの実習生、かつうちの子どもたちのベビーシッター。癌をわずらいながらも、去年は全米マラソンで女子4位、オリンピック出場寸前というまれに見る精神力の持ち主。

http://www.boston.com/sports/marathon/2013/04/14/for-cancer-survivor-serena-burla-running-boston-marathon-victory-itself/ezeF3uSoWkGlU54ciy2xEK/story.html

ところが今回、途中でドロップアウトしたというニュース。最後までゴールしていたらどうなっていただろうか。

http://www.examiner.com/article/boston-marathon-results-cancer-survivor-serena-burla-drops-out

彼女は、雑誌Runners の表紙にもなった人。学生時代から、課題に200%全力を注ぐような、稀に見る努力家だったので納得できる。 

http://www.runnersworld.com/photos/runners-world-covers-outrunning-cancer

並行して、うちのオットが昨日の事件でショックを受けたのは、サウジ系の男性が今回の事件にかかわりがあるのではないかと詰問を受けているというニュース。オットが勤務している大学ではサウジアラビアの留学生が非常に多く、その学生たちがバッシングを受けるのではないかと、今からオットは心配。 

今回被害に遭われた方、そのご家族や知人の方々に心よりお見舞い申し上げます。人々の夢や希望を終結したこのような大会を狙うとは、残忍きわまりない行為だと思います。

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