7月中ごろからずーっと時間をかけて書いてきた研究プロジェクトの申請書、明日が締め切り。
夏休みをだらだら過ごす子どもの世話をしながら書いてきたので、なかなか集中力に欠けるものだったが、最後の2週間はラストスパートで、ひさびさに苦労したというのが実感。
学科長、博士論文のアドバイザー、そしてこの研究資金をもらったことがある人に原稿を読んでもらったが、反応はバラバラ。
学科長は非常によく書けてるとか、ボクが審査員だったらぜひ君を選ぶよ、などと嬉しいことを言ってくださり、建設的なアドバイスを下さったが。あとの二人は.....
アドバイザーは、まったくほめ言葉なし(唯一がinterestingというコメント)で、幾つか改善すべき点を教えてもらう。
過去助成金をもらった経験のあるフェローの方は、忙しくて3日前まで原稿に目を通してもらえなかったが、結局、電話で会話をすることに。まず最初の一言が
「受賞に選ばれなくても、気落ちしたらだめだよ。ボクも最初の2回ダメだったんだから」
そんなにまずいのだろうかと思いながら、彼の言うことに耳を傾け、最初の書き出しを少し変えてみて、どうにかこの団体の趣旨に沿うような原稿に近づけてみる。慌てて手直ししたので、1週間後に読み直したらまた改善点が浮かぶかもしれないが、ともかく締め切りまでに提出するのが優先。
自分の実力のなさを何度か実感しながらも、こうやって限界に挑戦しながら書いてみることで、きっと糧になった面があると自分を慰めている。もしだめだったら、別の団体に応募してみようかなとも思っている。