「必携 アラビアン・ナイト 物語の迷宮へ」
ロバート・アーウィン著 西尾哲夫訳
やっと読み終えた。
前嶋信次著「アラビアン・ナイトの世界」と合わせて、
だいぶ、楽しめた。
アラビアン・ナイトは、
現存最古の断片は、9世紀のもののようであるが、
さまざまな物語の原型は、紀元前何世紀にも、
さかのぼれる。
東方の物語は、西洋のあらゆる娯楽文学に、
影響を与えてきた。
面白いお話があると、
やはり、誰かに話したくなって、
それが、伝わって、広がっていく。
元は、誰が作ったとか、話したとかは、
わからなくなっても、
面白いお話は、いろんな形で、いろんな場所に。
世界中の、あちらこちらで、
面白いお話が、生まれて、
それらが、わーっと広がって、
ある日、一番最後ぐらいに、僕が聞く、
というような場面を、思い浮かべて、
楽しいのであった。
面白いお話があるよと、
誰に話しても、もう知ってるなんて、
もう、自分で、それ以上のお話を、
作るしかない、という。
様々な教養があってこそ生まれる、深い展開や、
パロディーだって、とっても面白いことである。
それらの工夫も、新しい発明に違いない。
何の影響もなく、新しいものを作るなど、
不可能ではないか、と思われるが、
もし、できるなら、これもまた、すごいことである。
今朝見た夢など、なんの脈略もなく、
僕が、ある有名歌手と電車に乗っていて、
開きにくい窓を、上手く開けて、褒めてもらうという、
個人的には、大変楽しめた、お話であった。
「真実は一つの夢にではなく、
複数の夢に現れる」と。
洋司
ロバート・アーウィン著 西尾哲夫訳
やっと読み終えた。
前嶋信次著「アラビアン・ナイトの世界」と合わせて、
だいぶ、楽しめた。
アラビアン・ナイトは、
現存最古の断片は、9世紀のもののようであるが、
さまざまな物語の原型は、紀元前何世紀にも、
さかのぼれる。
東方の物語は、西洋のあらゆる娯楽文学に、
影響を与えてきた。
面白いお話があると、
やはり、誰かに話したくなって、
それが、伝わって、広がっていく。
元は、誰が作ったとか、話したとかは、
わからなくなっても、
面白いお話は、いろんな形で、いろんな場所に。
世界中の、あちらこちらで、
面白いお話が、生まれて、
それらが、わーっと広がって、
ある日、一番最後ぐらいに、僕が聞く、
というような場面を、思い浮かべて、
楽しいのであった。
面白いお話があるよと、
誰に話しても、もう知ってるなんて、
もう、自分で、それ以上のお話を、
作るしかない、という。
様々な教養があってこそ生まれる、深い展開や、
パロディーだって、とっても面白いことである。
それらの工夫も、新しい発明に違いない。
何の影響もなく、新しいものを作るなど、
不可能ではないか、と思われるが、
もし、できるなら、これもまた、すごいことである。
今朝見た夢など、なんの脈略もなく、
僕が、ある有名歌手と電車に乗っていて、
開きにくい窓を、上手く開けて、褒めてもらうという、
個人的には、大変楽しめた、お話であった。
「真実は一つの夢にではなく、
複数の夢に現れる」と。
洋司