2009年11月2日（月）

清涼飲料で、
茶色の小瓶に入っている、
元気ハツラツの飲み物があるが、
自動販売機などで買って、たまに、
飲む。

水では物足りなく、
ペットボトルを持ち歩く気分でもないとき、
この小瓶は、
小さいので、丁度いい。

この元気ハツラツは、
僕らが子供の頃は、
丸メガネの面白いおじさんがCMをしていて、
ミルクと混ぜたり、
玉子と混ぜたり、
いろんな飲み方があるのだ、と紹介していた。

小さくて、巨大な、という意味合いの宣伝文句も、
パラドキシカルであった。
これを飲めば、野球が上手くなるような気もした。

僕らが中学生の頃には、
この飲料は、少々、時代物のような、
空気があったかもしれない。

メガネの面白いおじさんの、
鉄の看板の錆びたのが、時々、駄菓子屋の古い板壁に、
傾いて、くたびれていたりしたのであった。

僕が高校生の時、
若い男の先生が、デートの前に、隣町の駅で、
必ず、この飲料を飲んでいる、という、
冷やかし半分の噂が立ち、
この先生は、人気者となった。

噂の元は、先生ご本人が、
授業中に話されたのだったような気もするが。

だいぶ前から、
この元気ハツラツにクエスチョンマークがつきだして、
この飲み物は、新たなファン層を確立してきたように見える。

キャップも変わって、新しい感じになった。

今は、この飲み物のCMは、
とても面白いCMの一つになっていると思う。
毎回、とっても楽しい。

昔のイメージは、ずいぶん変わって、
もしかしたら、野球ファンじゃなく、
野球が上手くならなくても、いい人も、
楽しく、この飲料を選べるように、なったのではなかろうか。

僕なども、なにの前でもないが、
隣町の駅の自動販売機で買って飲むのである。

風邪など流行っていると、
もしかして、ビタミンCが効いてくれるかもしれない、
と思うし、
ビタミンBも入っているというではないか。

元気ハツラツである。

へろへろの時は、
ファイト一発を飲むこともある。

洋司