2009年11月8日（日）

このところ、
「必携アラビアン・ナイト　物語の迷宮へ」を、
少しずつ読んでいるもので、
時々、アラビア風な音楽を聞くと、
いいなぁ、と思っていたのであった。

髪を切りに行くところでは、時々、
それっぽく、しかもエレクトロニックなのが、
かかってることがあって、
やはり、いいなぁ、と思っていたのであった。

ボブ・ディランに、「コーヒーをもう一杯」っていう歌があって、
節回しや、歌詞が、なんとなくそれっぽい。

最近、知ったのであるが、
アラビア遊牧民の社会では、
テントを訪れる人すべてに、
とりあえずコーヒーを振舞うしきたりがあって、

一杯目、二杯目と、振舞って、
三杯目、
この三杯目を固辞しない訪問者は、
主人の妻を奪いに来たものとされ、
その場でやっつけられても、
文句は言えなかった云々と。

ディランの「もう一杯」は、
もしかしたら、そのことかも、と思って、
さらに、楽しく聞いたのであったが、

聞くほどに、もうすこし、
聞きたくなる。
アラビアンを、もう一曲。

それで、昨日、
CDショップで、あれこれ見て歩き、
それらしきものを入手したのであった。

エレクトロニックとの融合したダンス系のグループのものを、
2種類と、
あとは、民族楽器に焦点をあてた、
いわゆる、オリエント民族音楽のシリーズの5枚セット。
アラビア、モロッコ、バルカン半島、ギリシア、トルコ。

帰って聞けば、どれも、いい。
もう一曲どころか、全部で、CD8枚。
満足。

洋司