2011年2月12日（土）

ジョン・レノンの映画「イマジン」は、
映画館に何回見に行ったかわからないけど、
だいぶ、見ました。

「イマジン」のレコーディング風景とか、
本当に、嬉しく、見たものでした。

当時、ジョンが暮らしていたのが、
アスコットの、あの白いお城みたいな家。
アルバム「イマジン」のほとんどは、
そこで、録音されたそうです。

家といっても、
周囲のものすごい広い、公園みたいなのも、
池というか、小さな湖みたいなのも、全部そうですから、
本当に、お城みたいな、ものですね。

６９年、ビートルズのフォト・セッションも、
そこで、されてます。
その写真は、どっちかというと、
皆、無表情で、
ポール以外は、髭で髪も長くて、
なんとなく、暗い印象の写真に見えます。

でも、７１年のイマジンのときには、
その、白い家が、光いっぱいで、
やさしい、あったかい空気につつまれてるように見えて、
６９年の同じ場所とは、思えないくらいです。

僕は、とある友人との、デュオを、
これは、趣味で、やってるんですが、
そのデュオの名前、
アスコットっていうんです。

もう、５年か６年か前に、ちょっとだけ、
人前で、演奏したこともあるんです。

いるかブラザーズではないですよ。

その、デュオ、アスコットは、
ビートルズのごく初期の、
イギリスの、郊外っぽい匂いがしてくるような、
僕らが、勝手に、そう思うような曲を中心に、
やろう、などと言って、本当に、
お酒飲んだあと、なんかに、戯れに、って感じで、
楽しんでました。

「There 's a plase」とか、「From me to you」とか、
二人でハモれるのが基本で、
「If I fell」とかも、楽しかったし、
「Love me do」って、シンプルだけど、
やろうと思うと、なかなかあんなふうには、
出来ないんです。

それを、なんとか真似て、ハーモニカも僕が担当して。

当時、そのとある友人が練習風景などを、
MDに録音してくれたものなんか、今でも、
時々、聞きますが、お酒のせいもあって、
二人、楽しそうに歌ってるんですよ。

去年、ザバダックの吉良さん、公子さん、
戸田吉則さんたちと、一緒のとき、
たまたま、そのMDを、
これも、お酒の場ですが、
その、とある友人がかけたら、
皆さん、「これ、ちょっとやばいね」と、
おだててくださるのでした。

しばらく、活動休止状態でしたから、
今年は、みたいなことを、電話で話したりなんかして。

そのとある友人宅で、二人だけで、歌うだけの、
活動だったりするんですけど。

昨日は、一人、ふと、
ギターを弾いて、「Julia」なんか歌ってみたりして、
中学生の時と、やってること、あんまり変わってないな、と。

先の、尾道のアフターショーパーティーでも、
だいぶ、ビートルズを、やりましたが、
あれも、僕たち、高校生の時やってたのと、同じだなぁ、と。

４４歳でも思春期みたいな。

自分の曲では、歌詞を思い出せないものがあったのに、
ビートルズは、全部、いつでも覚えてるっていう、
来てくださってた方からも、
同じような、ご意見いただきました。

さて、今朝、外は、薄く雪化粧ですが、
一人、弾き語りなど、続けて、歌ってみたく。

洋司