尾道駅、北口すぐ、
ジャズ喫茶ANDYの、
マスターのニコッとお笑いになるところを、
時々、思い出します。
昨日なども、
ジャズを大きくいい音で、流しながら、
素敵なお客さんと、ニコッとされてるのかな、と、
思いながら、こっちも、
マイルスのレコードかけたり。
僕など、ANDYに行っても、
マスターと二人のときは、ほぼ無言で、
ただ、美味しいコーヒーや、
バーボン、スコッチなど、
その時々で、マスターに、すすめていただき、
お酒を。
バーボンやスコッチは、ロックで。
最初は、いい香りを楽しみ、
強いお酒を楽しみ、
だんだん、氷がとけて、
やわらかな時間を楽しみ、
軽いよろめきを覚えながらも、
それが心地良く、
ただ、もう、無言で、
カウンターの席に、座っています。
マスターの、お好きな、
備後弁(尾道のほうの言葉)が、
「ねきぃ けぇやぁ」。
そばにこいよ。
という意味ですが、
これが、ちょっと色っぽい場面でも使われる、と。
備後弁といっても、いろいろあるのに、
その中から、「ねきぃ けぇやぁ」を選ばれる、
マスターの感覚、心の動き、みたいなのが、
好きです。
その会話がされているとき、
つまり、何人かのお客さんと、マスターとで、
どんな尾道弁が、好きか、
というような話題になっていたとき、
僕も、たまたま、そこにいてよかったな、と、
ありがたく思います。
で、
すぐに、僕は、「naked care」っていう歌を作りました。
「ねきぃ けぇやぁ」で「ネイキッド・ケヤー」。
どことなく、色っぽい感じも、ニュアンスが重なって、
好きです。
前に書きましたが、ANDYをテーマに書いた、
The東南西北の「明日また森で逢えました。」には、
「出会いをこんなにも喜んで、
あなたの空間にだれもが集まる」
という歌詞もあるんです。
マスターが出会いを大切にされてる感じは、
僕が高校生のころ、はじめてお会いした時にも、
一番感じられた、マスターの、あたたかなところでした。
楽しい語らいもいいし、
僕みたいに、無言でいても、
とってもいい。
いい音で、ずっとジャズが流れてて、
銀の細口のポットに、いつもお湯が、
ちょうどいいぐらいに沸いていて、
時間によって、明かりも、ちょうどいいぐらいに、
調節されて、
時々、生演奏もある。
去年、ANDYにいたら、
ふらっと入ってきた若い男子。
バイクで、東京から来た、と。
通りかかって、いい店があるな、と思って、
入ってみた、と。
あの時も、ちらと万葉集の話になったりしたのを、
楽しく覚えています。
よろしければ、是非、みなさんもANDYへ。
大池くんが、隅の方で、
眉間にしわ寄せて、タバコふかしているかも。
清水くんが、ちょっとふわっと顎を上げて、
別のこと考えながら、
かたちだけ、うなずいてるかも。
僕も、いてもたってもいられず、
ふらっとANDYに、いるかも。
出会いをこんなにも、よろこんで、
今日も、よろめきで。
洋司
ジャズ喫茶ANDYの、
マスターのニコッとお笑いになるところを、
時々、思い出します。
昨日なども、
ジャズを大きくいい音で、流しながら、
素敵なお客さんと、ニコッとされてるのかな、と、
思いながら、こっちも、
マイルスのレコードかけたり。
僕など、ANDYに行っても、
マスターと二人のときは、ほぼ無言で、
ただ、美味しいコーヒーや、
バーボン、スコッチなど、
その時々で、マスターに、すすめていただき、
お酒を。
バーボンやスコッチは、ロックで。
最初は、いい香りを楽しみ、
強いお酒を楽しみ、
だんだん、氷がとけて、
やわらかな時間を楽しみ、
軽いよろめきを覚えながらも、
それが心地良く、
ただ、もう、無言で、
カウンターの席に、座っています。
マスターの、お好きな、
備後弁(尾道のほうの言葉)が、
「ねきぃ けぇやぁ」。
そばにこいよ。
という意味ですが、
これが、ちょっと色っぽい場面でも使われる、と。
備後弁といっても、いろいろあるのに、
その中から、「ねきぃ けぇやぁ」を選ばれる、
マスターの感覚、心の動き、みたいなのが、
好きです。
その会話がされているとき、
つまり、何人かのお客さんと、マスターとで、
どんな尾道弁が、好きか、
というような話題になっていたとき、
僕も、たまたま、そこにいてよかったな、と、
ありがたく思います。
で、
すぐに、僕は、「naked care」っていう歌を作りました。
「ねきぃ けぇやぁ」で「ネイキッド・ケヤー」。
どことなく、色っぽい感じも、ニュアンスが重なって、
好きです。
前に書きましたが、ANDYをテーマに書いた、
The東南西北の「明日また森で逢えました。」には、
「出会いをこんなにも喜んで、
あなたの空間にだれもが集まる」
という歌詞もあるんです。
マスターが出会いを大切にされてる感じは、
僕が高校生のころ、はじめてお会いした時にも、
一番感じられた、マスターの、あたたかなところでした。
楽しい語らいもいいし、
僕みたいに、無言でいても、
とってもいい。
いい音で、ずっとジャズが流れてて、
銀の細口のポットに、いつもお湯が、
ちょうどいいぐらいに沸いていて、
時間によって、明かりも、ちょうどいいぐらいに、
調節されて、
時々、生演奏もある。
去年、ANDYにいたら、
ふらっと入ってきた若い男子。
バイクで、東京から来た、と。
通りかかって、いい店があるな、と思って、
入ってみた、と。
あの時も、ちらと万葉集の話になったりしたのを、
楽しく覚えています。
よろしければ、是非、みなさんもANDYへ。
大池くんが、隅の方で、
眉間にしわ寄せて、タバコふかしているかも。
清水くんが、ちょっとふわっと顎を上げて、
別のこと考えながら、
かたちだけ、うなずいてるかも。
僕も、いてもたってもいられず、
ふらっとANDYに、いるかも。
出会いをこんなにも、よろこんで、
今日も、よろめきで。
洋司