梅花力のことは、
前にも書いた気がしますが、
奈良、明日香村での万葉集の勉強会のとき、
中西進先生から、お聞きしたお話で、
春が来ると、まず、梅の花が咲いて、
その力で、一年中、どんどん、次々、花が咲く、と。
梅の花は、まだ寒いうちに咲くから、
その生命力が、ずっと強いのだ、と、
万葉人は、思ったんですね。
まだ、僕は梅の蕾も、
見ていませんが、
立春となり、
梅、となると、
万葉集のいろんな歌を、
思い出すようで、
徐々に、そわそわしてきます。
近くを歩いていて、見かける梅の木は、
そこのお宅のお庭の木や、
公園の木ですから、
勝手に、折ったりなど、してはいけませんが、
気分は、
花の咲いた梅の枝を手折って、
髪に翳(かざ)して、
その生命力を、体に染み込ませたい、と。
一瞬、そんな自分を、想像し、
へんに似合いそうで、すぐ、想像をやめました。
そこで、昨晩、
実家から届いて、ずっとたくわえてる梅酒を、
少しだけ、水に薄めて、飲んだところでした。
洋司
前にも書いた気がしますが、
奈良、明日香村での万葉集の勉強会のとき、
中西進先生から、お聞きしたお話で、
春が来ると、まず、梅の花が咲いて、
その力で、一年中、どんどん、次々、花が咲く、と。
梅の花は、まだ寒いうちに咲くから、
その生命力が、ずっと強いのだ、と、
万葉人は、思ったんですね。
まだ、僕は梅の蕾も、
見ていませんが、
立春となり、
梅、となると、
万葉集のいろんな歌を、
思い出すようで、
徐々に、そわそわしてきます。
近くを歩いていて、見かける梅の木は、
そこのお宅のお庭の木や、
公園の木ですから、
勝手に、折ったりなど、してはいけませんが、
気分は、
花の咲いた梅の枝を手折って、
髪に翳(かざ)して、
その生命力を、体に染み込ませたい、と。
一瞬、そんな自分を、想像し、
へんに似合いそうで、すぐ、想像をやめました。
そこで、昨晩、
実家から届いて、ずっとたくわえてる梅酒を、
少しだけ、水に薄めて、飲んだところでした。
洋司