ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

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Ⅱ列王記1章 翻訳途中

2022-08-20 08:18:23 | Ⅱ列王記

Ⅱ列王記1章

アハブの死後、モアブはイスラエルに反抗しました。
2 アハズヤはサマリヤにある自分の上段の部屋の格子から倒れて、病気になったので、使者を遣わして言いました。
「エクロンの神バアル・ゼブブに、私がこの病気を回復するかどうかを尋ねて来なさい!」
3 ところが、主の使いがティシュバイトのエリヤに言いました。
「起きて、サマリヤの王の使者に会いに行き、彼らに言え!あなたがたはエクロンの神バアル・ゼブブを尋ねに行くのは、イスラエルに神がいないせいか。
4 そこで、主はこう仰せられる。『あなたは上ってきた床から下りることはできない。必ず死ぬであろう。』」
そこで、エリヤは出発しました。
5 使者達は彼のもとに帰って来たので、彼は彼らに言いました。
「なぜ、あなたがたは帰って来たのか?」
6 彼らは彼に言いました。
「一人の人が上って来て、私達に言いました。『行って、あなたがたを遣わした王のもとに帰り、王に向かって言いなさい!主はこう言われる。『あなたがエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねに行くのは、イスラエルに神がないからですか?それゆえ、あなたは上ってきた床から降りず、必ず死ぬ。』』
7 そして、彼は彼らに言いました。『あなたがたに会いに上って来て、これらの言葉を告げた者は、どんな者であったか?』
8 彼らは彼に答えました。『その人は毛深い人で、腰に革の帯を締めていました。』すると、彼は言いました。『それはティシュバ人エリヤです。』」
9 そこで、王は五十人の隊長を彼のもとに遣わしました。そして、彼は彼のもとに上って行きましたが、見よ!彼は丘の上に座っていました。そして、彼に話しかけました。
「神の人よ!王が言われました。『下りて来なさい!』」
9 そこで、アハズヤは五十人隊の長を、その部下五十人とともにエリヤのところに遣わした。彼がエリヤのところに上って行くと、そのとき、エリヤは山の頂にすわっていた。彼はエリヤに、「神の人よ。王のお告げです。降りて来てください」と言いました。
10 エリヤは答えて五十人隊長に言いました。
「もし私が神の人であるならば、天から火を下して、あなたとあなたの五十人を焼き尽くさせよ!」
すると、天から火が下ってきて、彼とその五十人を焼き尽くしました。
10 エリヤはその五十人隊の長に答えて言いました。
「もし、私が神の人であるなら、天から火が下って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」
すると、天から火が下って来て、彼と、その部下五十人を焼き尽くした。
11 そこで、彼はまた別の五十人の隊長とその五十人を彼に遣わしました。彼は答えて言いました。
「神の人よ!王はこのように言われたのだ。『早く降りてきなさい!』」
12 そこで、エリヤは答えて言いました。
「もし私が神の人であるなら、天から火を下ろして、あなたとあなたの五十人を焼き尽くしてください!」
すると、神の火は天から下ってきて、彼とその五十人を焼き尽くした。
12 エリヤは彼らに答えて言いました。「もし、私が神の人であるなら、天から火が下って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」すると、天から神の火が下って来て、彼と、その部下五十人を焼き尽くした。
13 そして、彼はまた第三の五十人の隊長をその五十人とともに遣わしました。そして、五十人の第三の隊長は上って来て、エリヤの前にひざまづき、彼に願い出て言いました。
「神の人よ!私とこの五十人のあなたの僕の命を、あなたの目に尊いものとしてください!
14 見てください!天から火が下って、前の二人の五十人隊長とその五十人隊員を焼き尽くしました。」
14 ご承知のように、天から火が下って来て、先のふたりの五十人隊の長と、彼らの部下五十人ずつとを、焼き尽くしてしまいました。今、私のいのちはお助けください。」
15 主の使いはエリヤに言いました。
「彼といっしょに下れ!彼を恐れるな!」
そして、彼は起き上がって、彼と共に王のもとに下って行きました。
16 彼は彼に言いました。
「主はこう言われる。あなたがエクロンの神バアル・ゼブブに問うために使者を送ったのは、イスラエルに神がいないので、その言葉を問うためか。」
17 そこで、彼はエリヤの語った主の言葉のとおりに死にました。
そして、ユダの王エホシャファトの子エホラムの二年目に、エホラムがその代わりに君臨し始めました。彼には子がいなかったからです。
18 さて、アハズヤの行った残りの行いは、イスラエルの王の年代記の書に記されているではありませんか。

1 アハブの死後、モアブがイスラエルにそむいた。
2 さて、アハズヤはサマリヤにある彼の屋上の部屋の欄干から落ちて病気になった。彼は使者たちを遣わし、「行って、エクロンの神、バアル・ゼブブに、私のこの病気が直るかどうか、伺いを立てなさい」と命じた。
3 そのころ、主の使いがティシュベ人エリヤに告げた。「さあ、上って行って、サマリヤの王の使者たちに会い、彼らに言え。『あなたがたがエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためか。
4 それゆえ、主はこう仰せられる。あなたは上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」それで、エリヤは出て行った。
5 使者たちがアハズヤのもとに戻って来ると、彼は、「なぜあなたがたがは帰って来たのか」と彼らに尋ねた。
6 彼らは答えた。「ひとりの人が私たちに会いに上って来て、こう言いました。『あなたがたを遣わした王のところに帰って行き、彼に告げなさい。主はこう仰せられる。あなたが人をやって、エクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てるのは、イスラエルに神がいないためか。それゆえ、あなたは上った寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」
7 アハズヤは彼らに尋ねた。「あなたがたに会いに上って来て、そんなことをあなたがたに告げた者は、どんな様子をしていたか。」
8 彼らが、「毛衣を着て、腰に皮帯を締めた人でした。」と答えると、アハズヤは、「それはティシュベ人エリヤだ」と言いました。
9 そこで、アハズヤは五十人隊の長を、その部下五十人とともにエリヤのところに遣わした。彼がエリヤのところに上って行くと、そのとき、エリヤは山の頂にすわっていた。彼はエリヤに、「神の人よ。王のお告げです。降りて来てください」と言いました。
10 エリヤはその五十人隊の長に答えて言いました。「もし、私が神の人であるなら、天から火が下って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」すると、天から火が下って来て、彼と、その部下五十人を焼き尽くした。
11 王はまた、もうひとりの五十人隊の長を、その部下五十人とともにエリヤのところに遣わした。彼はエリヤに答えて言いました。「神の人よ。王がこう申しております。急いで降りて来てください。」
12 エリヤは彼らに答えて言いました。「もし、私が神の人であるなら、天から火が下って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」すると、天から神の火が下って来て、彼と、その部下五十人を焼き尽くした。
13 王はまた、第三の五十人隊の長と、その部下五十人を遣わした。この三人目の五十人隊の長は上って行き、エリヤの前にひざまずき、懇願して言いました。「神の人よ。どうか私のいのちと、このあなたのしもべ五十人のいのちとをお助けください。
14 ご承知のように、天から火が下って来て、先のふたりの五十人隊の長と、彼らの部下五十人ずつとを、焼き尽くしてしまいました。今、私のいのちはお助けください。」
15 主の使いがエリヤに、「彼といっしょに降りて行け。彼を恐れてはならない」と言いましたので、エリヤは立って、彼といっしょに王のところに下って行き、
16 王に言いました。「主はこう仰せられる。『あなたが使者たちをエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てにやったのは、イスラエルにみことばを伺う神がいないためか。それゆえ、あなたは、上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」
17 王はエリヤが告げた主のことばのとおりに死んだ。そしてヨラムが代わって王となった。それはユダの王ヨシャパテの子ヨラムの第二年であった。アハズヤには男の子がいなかったからである。
18 アハズヤの行ったその他の業績、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。


And Moab rebelled against Israel after the death of Ahab.
2 And Ahaziah fell down through the lattice in his upper chamber that was in Samaria, and was sick; and he sent messengers, and said unto them: 'Go, inquire of Baal-zebub the god of Ekron whether I shall recover of this sickness.' 
3 But an angel of the LORD said to Elijah the Tishbite: 'Arise, go up to meet the messengers of the king of Samaria, and say unto them: Is it because there is no God in Israel, that ye go to inquire of Baal-zebub the god of Ekron?
4 Now therefore thus saith the LORD: Thou shalt not come down from the bed whither thou art gone up, but shalt surely die.' And Elijah departed.
5 And the messengers returned unto him, and he said unto them: 'Why is it that ye are returned?'
6 And they said unto him: 'There came up a man to meet us, and said unto us: Go, return unto the king that sent you, and say unto him: Thus saith the LORD: Is it because there is no God in Israel, that thou sendest to inquire of Baal-zebub the god of Ekron? therefore thou shalt not come down from the bed whither thou art gone up, but shalt surely die.'
7 And he said unto them: 'What manner of man was he that came up to meet you, and told you these words?'
8 And they answered him: 'He was a hairy man, and girt with a girdle of leather about his loins.' And he said: 'It is Elijah the Tishbite.'
9 Then the king sent unto him a captain of fifty with his fifty. And he went up to him; and, behold, he sat on the top of the hill. And he spoke unto him: 'O man of God, the king hath said: Come down.'
10 And Elijah answered and said to the captain of fifty: 'If I be a man of God, let fire come down from heaven, and consume thee and thy fifty.' And there came down fire from heaven, and consumed him and his fifty.
11 And again he sent unto him another captain of fifty with his fifty. And he answered and said unto him: 'O man of God, thus hath the king said: Come down quickly.'
12 And Elijah answered and said unto them: 'If I be a man of God, let fire come down from heaven, and consume thee and thy fifty.' And the fire of God came down from heaven, and consumed him and his fifty.
13 And again he sent the captain of a third fifty with his fifty. And the third captain of fifty went up, and came and fell on his knees before Elijah, and besought him, and said unto him: 'O man of God, I pray thee, let my life, and the life of these fifty thy servants, be precious in thy sight.
14 Behold, there came fire down from heaven, and consumed the two former captains of fifty with their fifties; but now let my life be precious in thy sight' 
15 And the angel of the LORD said unto Elijah: 'Go down with him; be not afraid of him.' And he arose, and went down with him unto the king.
16 And he said unto him: 'Thus saith the LORD: Forasmuch as thou hast sent messengers to inquire of Baal-zebub the god of Ekron, is it because there is no God in Israel to inquire of His word? therefore thou shalt not come down from the bed whether thou art gone up, but shalt surely die.'
17 So he died according to the word of the LORD which Elijah had spoken. And Jehoram began to reign in his stead in the second year of Jehoram the son of Jehoshaphat king of Judah; because he had no son. 
18 Now the rest of the acts of Ahaziah which he did, are they not written in the book of the chronicles of the kings of Israel?



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