12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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ファイル管理機能

2009年09月20日 07時28分51秒 | Weblog

 Adobe Premiere Elements 7.0 のマニュアルによると、新機能として次の項目が掲げてある。

 1:スマート名札とインスタントムービー
 1-1:スマート名札
 1-2:インスタントムービー

 2:編集作業の効率化
 2-1:ビデオマージ(映像の合成作業の効率化)
 2-2:SmartSound

3:ファイル管理の機能強化
 3-1:整理ビューの機能の強化
 3-2:名札管理
 3-3:スマートアルバム

 4:HDおよびAVCHDのキャプチャー機能の向上

今回は、3.ファイル管理の機能強化について書いてみる。
経験の長いパソコンユーザとなると、保有している多数のファイルの管理が最も厄介な仕事となる。練達者が到達する究極の悩みである。

 ビデオ編集者でも例外でない、長年撮り貯めた映像から必要な映像を探し出すことが非常に大変な作業となってくる。この悩みは、貯まる映像ファイルが時間と共に多くなる関係で、経験年数と共に増大するのが常である。

これを解決しようあるいは悩みの軽減のため開発されたのが「ファイル管理機能の強化」である。

 Premiere7で採用されている方法は、次のものである、ひとつひとつ概説しておく。

1.キーワード名札;個々の映像ファイルに適切な名前(複数可)を付して、検索を用意にしようというもの。
キーワードは、例えば、孫の名、子の名、本人名、旅行先、家族のイベント名などとすればよい。

2.スマート名札;画質(正常画質・ピンボケ・手振れ・暗すぎる映像などを自動的に分析し、分類してくれる)やコンテンツ(人物・音声なども自動的に分析・分類してくれる)毎に自動的に分類され、後日の利用が便利に出来る。

このためには、クリップの分析を行うのであるが、この作業と同時にHD・AVCHDの場合にはシーン分割も同時に行われる。

3.ファイルのグループ化
  類似したファイルのグループ化が出来る。
 3-1.シーングループ;シーン検出を実行すると、異なるシーンを含むクリップの場合には、異なるシーンとなると自動的に個別のシーンに分割・グループ化される。

 3-2.スタック;類似した静止画をグループにまとめることが出来る。

4.アルバム;通常のアルバムのように幾つかのファイルを纏めることが出来る。

5.スマートアルバム;個々のファイルに「条件」を設定し、検索を容易にする。例えば、「過去六ヶ月」という条件を設定すると、この期間内に撮影したファイルが自動的に表示される。

 ベテランビデオ編集者にとっては実に心強い道具となるであろうが、これを上手に使いこなすのも結構難しそうである。


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