全ての習い事を辞めてしまった関係で、忘年会も新年会も縁がなくなったかと思っていたら、水墨画の会から新年会のお誘いを頂いた。
以前は、小生と女性二人で都合三台の車が手当てでき、分乗すれば全員そろって出かけられたが、今年は小生ともう一人の運転できる女性が体調の関係で運転不能となってしまった。
しかし、タクシーで出かけるというので、家でふさぎこんでいるよりは精神衛生上よろしかろうとお勧めにしたがって参加した。
毎度感心するのは、女性は洒落た料理屋やレストランや喫茶店の情報に精通していることである。今回の開催場所は、児島にあるフレンチスタイルのレストラン「フェリーチェ」であった。
http://www.restaurant-felice.com/
ちらほら若い女性達も来店していたが主にフランスやイタリアやインド産のしゃれた小物の品定めであった。月曜日のお昼時、大半のお客は、我々同様年金世代でランチを目当てに訪れていた。
時々思うのだが、インターネットではキーワードがないと情報を見つけ出すことはできないのである。このことは重要な問題で、何らかのきっかけやヒントがないとインターネットも有効な道具とはなりえないのである。
来店していた若い人たちはインターネットが主な情報源かもしれないが、我々世代の女性達はおそらく、彼女達の主要な情報源である口コミによってこの店を知ったのだと推定した。
子供達を養育する関係から、本能的に女性は群れをなし共同生活をするように神様が作ったと聞いた。そのため、各種の情報は彼女達の口コミによりインターネットより早く有効に浸透するようである。
また、女性達の井戸端会議というか長いながーい立ち話は、非常に重要な情報交換の場であり、生き方の指針のようである。
どうも我々男性の簡潔かつ瞬間的な立ち話は一見効率的であるが、情報の価値は女性達に勝てそうにないようである。