12345・・・無限大  一粒の砂

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韓国ドラマの魅力

2012年07月28日 01時48分26秒 | 映画演劇

韓国語の勉強のためにという大義名分で見始めた韓国ドラマであるが、現在はミイラ取りがミイラになった心境である。古希という我が身を考えると、いい年をしてという気恥ずかしささえある。 

韓国語の先生から聞いた所によると、ドラマは週に2回放送があり、そして国民というか家族が揃って懸命に見ているというのである。 

そして、ドラマは視聴者の要望で筋書きが次々と変更されていくというのである。しかも、かなり無理矢理でありえないような設定となっても一向に気にしないというのである。とにかく視聴者が面白ければ良いのである。 

当然、粗製濫造気味であるのは否めないようであるが、制作する側は視聴者の要望・希望を満たすようにギリギリの対応をしているという、極限まで面白さを追求するという制作姿勢を貫いているのが韓国ドラマなのである。

 

韓国式ドラマ制作法を他国ではなかなか真似が出来ないのであろう、しばらく、ドラマ大国が続くことだろう。 

 

「韓国ドラマはなぜ面白いのだろうか?」と、常々疑問に思っているのでインターネットを開いてみた。 

 

次の「韓国ドラマの魅力」というサイトを引用してみる。

http://homepage1.nifty.com/tuty/korea_doramanomiryoku.htm 

実によく研究し分析されている。こんな専門家がいるのである。

 

参考;5つのキーワード  

 韓国ドラマ、魅力の秘密は5つのキーワードがある!そして、この5つの鍵が相互に絡み合い、ドラマをよりドラマチックに演出して視聴者は感情移入してしまうのだ!

 

1. 出生の秘密

 「冬のソナタ」では、主人公の二人(ペ・ヨンジュンとチェ・ジウ)が実は異父兄妹だった?

 「秋の童話」は山口百恵の”赤い運命”と同様、二人の女の子は赤ちゃんの時に、取り違えられていた!

 「美しき日々」では、育ての父が本当は実の父を殺していた!

 などなど、枚挙に暇がない。そして、それは大人になるまで秘密になっており、ドラマの中盤からしだいに暴かれていくストーリー展開なのだ!秘密はバレルのか?バレナいのか?そして、その秘密を知った時、主人公達はどうなってしまうのか?

毎回、毎回ハラハラドキドキなのだ!

 

2. 親子の絆

 韓国は儒教の国だとよく言われ,、公的な上下関係より親子関係の方が重視されます。

家には「族譜」と呼ばれる家系譜が大切に保管されています。「本貫」と呼ばれる家系の出身地と、苗字「姓」が同じ男女はどれだけ遠い間柄でも結婚できない!(これは、悲劇ですね!)

家を相続できるのは男子だけで、しかも長男。女性は結婚しても「苗字」が変わらないなど、現在の日本では有り得ない因習が残っています。

 韓国ドラマでは必ず主人公たちの親が登場します。「出生の秘密」には親が絡むのは当然ですし、運命に翻弄される主人公と対立したり、暖かく見守ったりと、活躍するのです。

 

3. 大きな事故

 「冬のソナタ」では2度の交通事故が物語のターニング・ポイントでした。「真実」でも交通事故が原因で記憶喪失になってしまう。

 その他、「夏の香り」「イブのすべて」「美しき日々」「天国の階段」など、よくもまぁ都合よく事故に遭う!

 とにかく、この事故でまたまた主人公の運命は劇的に変わってしまい、視聴者を釘付けにしてしまう。もう日本では昼メロでしか出来ない極端な設定が韓国ドラマの人気の秘密の一つである。

 

4. 不治の病

 事故と共に多くのドラマで定番ソフトとなっているのが「不治の病」だ。

 元気一杯だった主人公がある日突然「鼻血」を出す!「立ち眩み」、「咳き込む」、「いきなり倒れる!」

 もうこっちも慣れっ子だから、”出たぁ~”と思っちゃう()

 主人公が幾多の苦難を乗り越え、ようやく恋を成就した瞬間に病魔が襲ってくるのだから、堪らない!主人公が不幸であればあるほど視聴率があがるようである。

 いくつかの例を挙げれば、「秋の童話」の白血病、「夏の香り」の心臓病、「グッドバイ・マイ・ラブ」も白血病、「サラン~LOVE」は癌、その他「秘密」「美しき日々」「天国の階段」など、まず50%以上のドラマで不治の病が登場する。

 

5. ライバル~イジメ

 善悪の区別がはっきりしているのが韓国ドラマの特徴。だから、けなげな主人公に対抗する意地の悪いライバルが必ず登場する。

”これでもか”、”そこまでするか?”というぐらいヒロインをイジメ抜き、主人公が耐えに耐えてこそ、視聴者は涙し、怒りを増幅させて、ヒロインに感情移入していくのである。

私が見たドラマの中で悪女3人を挙げると、「イヴのすべて」のヨンミ、「秘密」のジウン、「真実」のシニでしょうか?

その他、「天国の階段」のユリや継母役のミラも相当いける!

 さて、その悪女役だが、これを完璧にこなすと、それはそれで株があがる。

「冬ソナ」のチェリン役を演じたパク・ソルミや「イヴのすべて」でヨンミを演じたキム・ソヨンは、その後それぞれ「悪い女たち」「その陽射しが私に」の主役に抜擢されてスターダムののし上がっている。


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