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「一粒の砂」の、たわごと。
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古いDVテープのキャプチャーとシーン分割

2009年07月25日 08時11分28秒 | Weblog

Adobe Premiere Element 7 を使用し古い(10年から7年前まで)DVテープからキャプチャー(取り込み)と編集をするときに幾つか問題が発生した。

ビデオ歴の長い人は、かなり古いカメラで撮影したテープを大事に保存しておられる方も多いことと思う。何かの参考になるだろうと思い書くことにした。

小生のビデオ歴は、’99年に家内が5年後の生存率5%と医者から宣告されたことから、急遽ビデオカメラを始め、’06年に古いカメラが壊れたのを期に現用のHC-3というテープ式のハイビジョンに買い換え現在に至っている。

 ’99年から’03年までの日常的な出来事を中心に9本のテープに録画したものを編集したときのDV編集の経験である

問題0; 以下の全ての現象に共通して言える対策は、Premiereをプログラム不調の都度修復することが基本的に効果のある方法だと感じた。

なぜか不明(小生の強引な操作もひとつの原因であるとは思うが)だが、編集作業中でもプログラムエラーが結構頻繁に起き、都度修復を余儀なくされた。 

7.0はどうも動作不安定なように思える。(2.0では、数回程度しかこの種のプログラムの問題は起きなかった)

問題1; キャプチャー時、カメラをしばしば認識しない現象が起きた。対策は、何度でもカメラを認識するまでキャプチャーを繰り返す以外にない。どうしても駄目なら、プログラムの修復である。

古いテープの場合には、調子よくキャプチャーが出来るときと、そうでないときとに分かれた。テープによって差があるようだったが、原因は不明である。

 問題2: キャプチャー画面にキャプチャー中の映像が表示されない場合もあった。

しかし、キャプチャーそのものは進行しており、HDDの記録ランプが点灯していれば、HDDにはちゃんとデータが記録されているから、編集段階になったらHDDから読み込んで編集に進むことが出来るので、あわてる必要は無い。

問題3; DVテープの場合には自動で「名札分析」をしないように、キャプチャー前に設定しておく方が「名札分析」の途中で突然プログラムエラーとなりシャットダウンする危険性が無いと思う。

小生の経験した問題は、キャプチャーが完了し自動的に名札分析が始まりこれが終了直前にプログラムエラーが表示されシャットダウンした。

この場合には、HDDに取り込んだはずのデータも一切が消えてしまって、再度初めからやり直しの羽目になった。

問題4; 名札分析をしない設定にしてからキャプチャーを始めると、Premiere 2.0のときと同様にタイムライン上に録画ボタンのタイミングでシーン分割されたクリップが配列され、従来と同じように編集作業を行える。

この方法が今のところ一番安定しているようであるが、それでも次のような問題が起きることもある。 

問題5; ソフトの不安定性。編集段階でもタイムラインの時間インジケータ(赤い縦の線)が複数表示されおかしな動きが出たり、ドラッグアンドドロップも作動しなくなったり、結構奇妙な現象が頻発した。 

対策は全て、プログラムの修復である。結構面倒で手間がかかるのには往生している。

追記1; とにかくプログラムが不安定なので、自動バックアップを5分間隔に設定して使用中である。

追記2:試みに、名札分析無しでキャプチャー完了したものを、改めて名札分析してみた。

編集用のタスクパネルにホルダーが作られその中身が録画ボタンのON-OFFと同様にシーン分割されたものや、更に下位のホルダーが作られ、その中が幾つかに分割されたシーンが作られていた。

これらの分析結果が、どのように有効に活用できるのか、どうも良く判らない。未だ、名札分析によるシーン分割の活用方法が判らないので困っている。

ここまで」書いた問題の多くは、古いカメラで撮影したものを、HC-3でDV出力し、7.0で編集するという、10年近い時代のずれが何か影響したのであろうと思っている。

 DVテープは、Premiere 2.0で編集する方が安定しているのかもしれないと思っているが、面倒なので比較の試験はしていない。

仕上がりを見ると古いカメラで撮影・取り込みし、2.0で編集・DVDに書き出したものより、

同じテープをHC-3で読み取り7.0で編集・DVDに書き出しを行ったものの方が、なんとなく色合いが良いように感じたのである。(気のせいかもしれないが・・・)


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