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脳梗塞入院記

2013年02月25日 11時21分23秒 | 健康

今回の脳梗塞では、幸いに大きな後遺症は残らなかった。

あと3ヶ月くらい急性期ということで、安定期に入るまで注意が必要言われている。(小生の場合は、脱水症にならぬようこまめな給水を指導された。)

 

将来起こりうる脳関係の疾患(脳梗塞・脳出血)に備えて、少しは勉強しておく必要があると思われるので、この記事を書いた。

 

1.手足のしびれ・ろれつの問題など、気になる症状が出たら、ためらわずに救急車を要請し専門の医療機関に駆け込むべきである。

 

(何処に脳卒中を専門に扱う医療機関が有るか、平素から承知しておくのも良いだろう。)

 

(ちょうど同時期に、少し痺れが出たので、夜間道を詳しく知らないながら20km位も自分で車を運転して、入院してきた脳梗塞の85歳の患者がいた。”大げさになるのが嫌で自分で車を運転したという・・・実に危険な行為である。”)

 

2.比較的若い人は、頭部に穴を開ける手術をしていたようだったので脳出血系が多いようだと感じた。

反対に高齢者の多くは、脳梗塞系が多かった。脳梗塞は再発・再々発が有るようで、過去3回脳梗塞を経験し、今回は脳出血という80台の男性もいた。

 

3.小生の場合の原因は、次のものが複合したと考えられる。

  A. 昨年末頃から、肺がんの検査などのため、血液さらさらの薬を各10日程度中止せざるを得なかった。これが連続して何回も続いたので、実質1・2ヶ月この薬の効果が低下していた。

  B. CTガイド下肺生検の副作用で梗塞が発生する確率は千分の3から5くらいと聞いていた。これも影響があったかもしれない。

  C. その他小生自身の体調の変化。

 

 

参考;小生の経過

 

22日、起き出すも気分悪く、ふらふらするので血圧を測ると197くらいだった。そこで更に横になり1時間毎に血圧測定、170台から一向に下がる気配なく、気分も至極悪く一人で歩くのもふらふらして困難な状態が続いたので、行きつけの病院に駆け込んだ。

 

血圧を下げる注射をしたが症状は改善せず、時間と共に右手の指や右足の指更には唇の周りに痺れを感じ始めた。MRIを撮影すると脳幹部小さい血栓が見えるという。直ちに救急車で岡山労災病院へ転送、ICUへ収容された。

 

初めの1周間はICUで過ごした。次の1週間は脳卒中センターの要観察室で、最後の1週間は一般病棟(6人部屋)で過ごすという経過となった。(軽度であれば2週間くらいの入院となるらしい。)

 

脳幹部に支障が出たタイプのためであろうが、心電計・酸素計・血圧計で常時監視されるのが2.5週も続いたという状態だった。前半は心電計と 酸素計が頻繁にアラームしていたので心臓と呼吸系が少し影響を受けていたようであった。後半は血圧コントロールが上手くいかずこちらのアラームがしばしば鳴っていた。

 

脳幹部に生命維持のための重要な制御機能が有るため、これが少し狂ったのであろうと素人判断した。

 

24時間ベッド上での生活で排泄や清拭を2.5週間世話になった。同時に足腰が弱り、若干歩行もぎごちなくなっていた。

 

3週間目に入りリハビリが開始されたが、最初数日は血圧が190-170台に上がり中止。それでも時間とともに次第に血圧も安定し少しづつリハビリが出来るようになった。

 

退院当日もまだ単独歩行少し無理があり、介添えを必要とした。


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