どんな風に自分の人生を過ごすかを考えない人はいないのであるが、とりわけ高齢者となるとそれを思うのはより切実である。
そこで前提となるのが、あと何年生きるのか、生きられるのか、より正確には健康で健全な状態で過ごせる期間は残りいくらなのかである。
しかし、それを知ることは不可能である。仕方が無いので、平均余命で代用することになる。
平均余命は、平成21年簡易生命表によると;
70歳の男=15.1年、女=19.6年
80歳の男=8.66年、女=11.68年
90歳の男=4.45年、女=5.86年
年とあった。
小生の場合には、平均的にあと15年ほど生きなければならないのである。こうなると80歳から85歳の方々の生き方を調べておく必要があると感じたのだ。
5月5日の記事”「老いのかたち」 黒井千次著・・・年のとり方”で引用されていた「八 十 路 (やそじ) か ら 眺 め れ ば」 マ ル コ ム ・ カ ウ リ ー 著 草 思 社 (1999年8月)について、次の機会に触れることを予定している。