大統領予備選挙の呼称一種であるが、これ以外に、「メガチューズデイ」「ツナミチューズデイ」などと呼ばれているという。
メガとは、ものすごく沢山といった意味であり、スーパーよりさらに大きい影響力があるとの意味だという。
また、ツナミ(津波)と呼ぶのは、大きな米大陸は、東海岸から西海岸に向けて、津波のように選挙の時間が進行することから来ているという。
ところが、一番判り難いことは、日曜日ではなくて、何故「火曜日」に選挙をするのかということである。 これは、建国以来の伝統なのだそうである。
建国当時、日曜日は、宗教上安息日とされていた(今でもそうだろうが)、このため選挙などを行うことはもってのほかだった。
そして、広大な国土であるゆえ月曜日に徒歩や馬や馬車などで選挙場に出かけても、火曜日にしか到着できない人が多かったようである。
それ故、火曜日が選挙日になって、それ以来ずっと継続されているというのである。
これで、ようやくチューズデイ(火曜日)の謎が解けたのである。
追記:
予備選挙方式(現在TVなどで報道されている選挙方式)と
党員集会方式(州によっては選挙ではなくて、地区毎の党員が一箇所に集まり、自分の支持する候補者の行列に並ぶという方法)と呼ばれる古風な投票方法があるとの事。
まだまだ、米国の選挙については知らないことが多いのである。