最近両眼複視のため(二重にものが見える)、車の運転が不可能になり、外出は殆ど出来なくなったのである。
小生の住む「地方」では、当然ながら地下鉄は無い、公共交通機関は、限られている、せいぜい、バスとJRである。
JRも駅は7kmほど先か、又は12km先のいずれかである、歩けば駅まで1時間半強または3時間である。とても手軽に利用できる交通機関ではない。 駅までは、バス又はタクシーのいずれかを選択することになる。
上京すると、バス・地下鉄・電車の便利さには驚かされるのである、誠に便利で快適である。目的地近傍まで運んでくれるのは言うに及ばず、ちょっと待つだけで次々と便がある。
そして、驚かされるのに、朝夕の通勤時間帯は、地獄の如く込み合うが、その他の時間帯でも、かなりの乗客が乗っているということである。
都市部の公共交通機関の経営は順風満帆と見える、人口集中とベッドタウンの拡大につれて、依然として路線拡張が進んでいる。
反面、「地方」では、通勤時間帯以外は、乗客はまばら、路線縮小・便数削減と縮小均衡一方である。
小生にとっての現実問題は、バス以外の便利で安い交通手段がないものかと毎日考えているのである。