琵琶湖近郊在住の同窓生T君から、
“YAHOOフオト”にアップしている同窓会の写真を、プリントしたいがどうすればよいかと、メールを頂戴した。
メールで、交信時間を決めて、電話片手に、お互いにパソコンを睨みながら始めた。
優秀な生徒なので、電話コーチは、すぐに無事終了。
彼は、フイルム写真愛好家である。一眼レフを常時携帯し、パチパチ撮影しているようである。
そして、きちんとアルバムに整理している。
自分は、アナログ人間だから、プリントしたものを、眺めたいという。
色々な楽しみ方があってよいのであろう。
フィルムカメラの撮影技術は、相当のレベルに到達しているのであろうが、
デジカメは、最近息子さんの「お上り」を頂戴したばかりであるとのこと。
(注)以前にも書いたが、「お上り」とは、「お下がり」の逆である。
目下のものから、お古を目上の者に進呈することを言う。
フイルムカメラの愛好家達が、パソコンで修正して作品を作ることに、いかなる反応を示すのか、楽しみである。
小生とて、デジカメ経験は、似たようなものである。
僅か数ヶ月先行しているに過ぎない、分からないことが多すぎる。
マニュアル・取扱説明書の類は、如何に分かり難く書くかを競っている感がある。
素人には何のことか分からないように書いてある。
初めの段階では、あまり根を詰めて読むべき代物ではない。
ちょっと読んで、オソルオソル使ってみるのが一番である。
それで、多少分かり始めたら、それからおもむろにマニュアル・取扱説明書の類を読めばよい。
誰かに教えられたことだが、と前置きして、
「パソコンは、壊れる心配が無いから、思いつくままに動かしてみて、体で覚えるのが良い」と彼は言った。
全くその通りである。「習うより、慣れよ」である。
何事も、体で覚えなくては、使い物にならないのである。