先日、高齢者教室で耳にしたことに「2-2-2」というのがあった。詳しくは、2年-2ヶ月-2週間という意味だと説明があった。
寝たきりになってからの、終末に至るまでの経過は、次の写真の様になると聞いた。
2年間の軽度な介護期、その内の最後の2ヶ月は重度な介護期、そしてその内の最終の2週間は完全看護期という説明だったようである。(がしかし、よく聞き取れなかったので、正確かどうか自信がない。)
ま-これを自分の人生の指標として、今後の過ごし方を考えるのも悪くないと思っている。
下記参考から引用したのだが、
「・・・どうせ寝たきりになるのであれば、少なくとも80歳以上、できれば90歳以上となるべく年をとってから寝たきりになったほうが、早めに死亡するため要介護期間は短くてすむ・・・」とあるように、
いかに遅く寝たきりになるかということが、PPKの基本条件だろうと思っている。
参考;インターネットで、次のような報告を見つけた。上記の見解を裏付ける資料の一つだと思っている。
「*佐々木 英忠(東北大学老人科):老年者の終末期医療、日本医事新報、3807、43-51、1997
・・・寝たきりになってから何年で死亡したかを調査してみると、80歳以上で寝たきりになった場合に平均1年以内で死亡するが、80歳以下では2年、更に若ければ3年過ぎてから死亡している。
このことから、どうせ寝たきりになるのであれば、少なくとも80歳以上、できれば90歳以上となるべく年をとってから寝たきりになったほうが早めに死亡するため要介護期間は短くてすむということになる。
そのために、医療者側もまた寝たきりにならないように様々な工夫をしなければならないのは当然である。」