ストレッチ体操で、
「廃用性萎縮」という言葉を教わった。
筋肉は、使わなければ衰える、という意味である。
今年は、ストレッチ体操と太極拳で体を動かすことを始め、既に半年を経過した。
半年前、自分では気がついていなかったが、
筋肉の柔軟性は、「廃用性萎縮」で衰え、かなり萎縮・硬化していた。
驚くほど硬い体であった。
体操を始めた、目的は、ひざ痛解消。
3ヵ月後くらいから、徐々に柔軟性が改善しはじめ、半年後の現在、見違えるほどになった。
(月2回各2時間の教室=この効果が絶大と思う、
と TVを見ながら、1日5分程度の柔軟体操をしただけ
・・・ちゃらんぽらんであるので、連日ではなく、飛び飛びであった)
これにつれて、完治とは行かないが、ひざ痛は改善、現在、日常生活であまり困ることは無くなった。
(不思議なことに、柔軟体操のとき、ひざの痛めた部分にのみ、強い痛みを感じるようになった。)
しかし、道のり半ばである、まだまだ上級者の半分程度の柔軟性である。
最近、太極拳の準備体操で、左右のねじりに対するアンバランスに気がついた。
左右対称に体が、ねじれないのである。
体に「ゆがみ」があるのである。
その根源は、筋肉の柔軟性のアンバランスに起因しているのである。
日常偏った使い方となっている関係上、いわゆる、
背骨のゆがみ・骨盤のゆがみ・・・など、全身色々な部位で、
左右に差異(ゆがみ)が生じているのである。
一例をあげると、横すわり・椅子に足を組んで腰掛けるなどが、左右の柔軟性のバランスを崩す。
正座がちゃんとできるようになった昨今、
日本式の姿勢正しい生活に心がけなくては、思うのである。