Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

「春」 ミレー。

2011-04-25 19:47:36 | 絵画


今日は昨日と違い午前中から風が吹いていた。
天気は雲の隙間から陽射しが差し、
風がなければ過ごしやすい日だった。
歩道を歩いていると、白・紫色のツツジが鮮やかに咲いている。
真っ白に花を開いたツツジは、数が少ないから目立っていた。
小春日和の日差しが若葉に変わったばかりの、
梅や桜の葉に陽射しが差す姿は清々しい。


今朝のニュースでは、独国が原発反対のデモが行われた報道されていた。
メルケル首相は、脱原発への政策転換を明言した。やはり安心した。




 「春」 ミレー


昨日は、春嵐だったようです。
強い風に雨が降り、一時雨も風も止み晴間がのぞいたようです。
そして、それを象徴する虹がかかっていたというブログを昨日見た。

この絵もちょうど今頃時期です。
畑に種も蒔かれ始めた今頃、春の嵐がこの村を通っていった模様でしょう。
この小さなサイズでは見えませんが、中央の道の奥の木の下に
一人農夫が立っています。
きっと作付した畑の様子を見に来たのでしょう。
厚い雲が残る中、作物を心配で見に来た様子が伺えます。

農夫にどこか涼しげな様子を感じます。
虹は私たちの心を涼しげにしてくれます。

ブログの記事では、こんな村の光景ではなく
高層ビル群の都心に虹が掛かっているものでした。

虹はやはり幻想的で人の心を捉えます。
そして、私達の心を涼しげにしてくれます。

ミレーは、四季の移り変わりを描いています。
虹だけではなく、嵐とか渡り鳥の通過を描きながら
四季の叙情詩を描いています。
これもその一つです。
これは彼の晩年の作品です。




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