自 遊 想

ジャンルを特定しないで、その日その日に思ったことを徒然なるままに記しています。

老人クラブ離れ

2010年09月17日 | Weblog
(朝刊より。僕にも関係があるのかな?)
 社会の高齢化が進み65歳以上の人口が急増している陰で、その親睦団体であるはずの「老人クラブ」が近年、減り続けている。ピークだった12年前に比べ昨年までにクラブ数で約1万5千、会員数で約150万人が減った。クラブ解散の流れに歯止めをかけようと、国も従来は「50人以上」だったクラブの基準を「30人以上」に引き下げるなど、対策に乗り出している。
 減った理由は様々だが、60代を迎えた団塊の世代の意識の変化が大きい。1998年には25%いた60代会員は、08年には19%に減少。逆に70代以上が急増し、08年には8割を占めた。
 兵庫県内の男性(65)は「介護保険の通知が先日届いてギョッとした。まだまだ若いし、老人クラブに入るなど考えたこともない」と話す。図書館に行ったり街を散策したり、忙しい毎日。ブログ仲間も全国にいる。「クラブの存在は否定しないけど、僕には無縁の世界です」。
 老人クラブについて、国は老人福祉法で高齢者の福祉増進や自立生活のための組織と位置づけ、今年度は27億6千万円の予算をつけるなど支援してきた。だが、相次ぐ解散や休会といった現実を前に、厚生労働省は昨年、補助対象となるクラブの規模を「30人以上」に引き下げた。

(そうか。60代の人はまだ老人クラブに入ることを敬遠しているんだ。僕も。
話はそれるが、長妻厚生労働大臣の退任が固まったそうだ。政治や政界に余り関心がない僕だけど、正直そうな長妻さんだけは何となく応援してきた。年金問題などで、この1年間充分には手腕を発揮できなかったのか?)