海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

鹿児島県鷹島の磯釣り ①

2010-02-08 08:29:15 | 釣り
神戸新聞旅行社が企画している、鹿児島県鷹島の磯釣りツアー

なんてったって、アイドル~!(古~)じゃなくて、3万9800円なので、メチャ安い。

渡船の中にもぐりこんで寝た。まだ見ぬ鷹島の磯はどんなんか。

エンジンがスローになった。

それまでの揺れと違った。

島に近づいた証拠だ。

誰が起こすでもなく、みな起きてくる。

寝ているのは、旅行社の女性社員。

「着きましたよ」で起きた。

ところが揺れる揺れる。

この揺れで、女性は、ダウン寸前に。

サーチライトで照らされた島は、威圧感があるほどそびえ立っていた。

どれが2番?

上がるのは、前もって2番と知らされていたからだ。

2番は烏帽子のような形。

エッ、乗るとこあるの?的な感じだったが、渡船が近づけば、釣り座はあった。先端は波でしぶきがかかり、黒くなっている。


■右が2番、左が1番



■右が3番、左が2番


■奥に見えるのが4番、右が3番、左が2番


■右が5番、左が1番

普通は先端が、一番よいことが多いのだが、暗いうちは、水道向きがよいと、地元深川釣具店の若い兄ちゃん。

準備にかかるも、多くの荷物を整理してからでないと、身動きが取れない。

なんせ、この2番に、われわれ4人、深川釣具のオーナーさんら2人、旅行社、飛行機会社の人が各1人と8人も乗ったからだ。

まずはケミホタル。ライトを極力海に照らさないように、安全なところへ、ケミホタルを光らせておいておく。

すると、ライトなしでも、歩くことができるし、これ以上は、行ってはいけないという目印にもなる。

ただ明るすぎると(大きいやつね)、下からの明かりが目にはいって、ウキが見にくかったりするから要注意。

カメラマンにも、魚は釣れたら、影響のないところまで持っていくから、それで撮影しよう、それだけ明かりに注意していた。

ところが釣り始めると、向かいの1番から、こちらに届くぐらいの強力ライトがついたり消えたり。

どうやらサシエをつけているみたい。

あかんがなー。と仲間うちで話すも、注意するわけにもいかず。

バッカンにケミホタルを入れるが、サシエぐらい、暗闇でも、ハリに刺せるぐらいはできるようになっておかなければ、いけないのだ。本当は。

それがチラチラして、夜釣りのテンションが下がるが、そこは取材だ。釣らなくてはいけない。

明かりを気にしない、元気な尾長だっていてくれるかもしれないという気持ちで、竿を持ち続けた。が、やはりダメだった。

鷹島へ上がって、4人とも、まだ魚を上げていない。6時間以上過ぎようとしているのに。

何とかグレよ、釣れてくれ!

後半へ、つづく。