信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂小学校 令和2年度 卒業証書授与式

2021年03月18日 | 生坂村の催し
 今回の卒業証書授与式は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、今年度も規模を縮小し、出席者は卒業生、在校生、教職員、保護者、教育長、来賓は私と平田議長の参列で、PTA会長の祝辞、送辞、答辞などを割愛し時間を短縮して開催されました。

▽ 保護者、先生方、在校生の皆さんから、温かい拍手で迎えられた卒業生たちです。









 午前9時10分から小学校体育館で令和2年度卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子6名、女子7名の13名が晴れて卒業されました。
▽ 召田教頭先生の開式の辞で卒業式が始まりました。


▽ 樋口教育長が、本日生坂小学校を卒業される6年生の皆さんご卒業おめでとうございます。また、保護者の皆様にも心よりお祝いを申し上げます。コロナ禍という今まで経験したことのない大変な時期ではありますが、この生坂小学校で学んだことを忘れず、それぞれの夢に向かって進んで欲しいというご期待を申し上げ教育委員会からの告示としました。


▽ 卒業生が担任の矢口先生に呼ばれ壇上に上がり、北野校長先生が、卒業生一人一人に卒業証書を授与しているところです。






▽ 北野校長先生が、皆さんは学校のあらゆる場面でリーダーとして頑張るだけでなく、互いの個性を認め合い、励まし合いながらよりよい集団を作っていく力を持っています。
 縦割り班の班長や、委員会、金管バンド、清掃などで、リーダーとして下級生のお手本となり、数々の行事では中心となり、全校を引っ張っていました。縦割り清掃では低学年の友だちに丁寧に掃除のやり方を教え、一緒に取り組んだり見守ったりすることができました。児童会ではコロナ感染拡大防止という困難な状況の下でしたが、当番活動や〇〇週間という地道な活動を最高学年としてしっかりと支えることができました。また、朝の児童集会では新しいアイデアを入れながら活動を企画して、全員が参加して目的が達成できるよう、細かなところに至るまで気をつかって進めることができました。


 皆さんが小学校の間にこれだけの成長ができたのは,皆さんの努力ばかりでなく、ご家族や地域の方が皆さんの成長を楽しみにし、それを支えてくださった賜でもあります。どうか感謝の気持ちを忘れないでください。


 さて、皆さんが中学校に進学して3年間に学ぶことは、大人になって生きてゆく上で土台になることです。勉強も難しくなり、部活動も始まります。
 時には壁にぶつかり、悩むこともあるかも知れません。しかし、人間は悩むことや大変な事から逃げないで、ぶつかり、乗り越えていくことから成長できるのです。小学校の先生方は、時には厳しく皆さんを指導したかもしれません。でも、皆さんがそれを乗り越えて、より強くなれるという可能性を信じていたからです。中学校でも腰骨を立て、今まで以上に自分に厳しく物事にまっすぐ向かい合ってください。明治維新に貢献した西郷隆盛は、甥っ子がアメリカに留学する際、この思いを「耐雪梅花麗」という言葉で表しました。皆さんに送ります。厳しい場面に出会ったとき、この言葉を思い出し、勇気を持って乗り越えていってくださいなどと式辞を述べられました。


▽ 私から、皆さんは、この6年間で心も体も大きく成長されましたが、それにはご家族、先生方、地域の皆様のお力添えがあったことを忘れてはいけません。誰もが周囲の人達に支えられ成長していくのです。そして、その周りの人達にいただいた力を生かすのは自分自身なのであります。
 この1年間は、新型コロナウイルス感染症の影響により、長期間の学校休業、学校行事の縮小や中止など、誰もが経験したことのない我慢の日々を過ごすこととなりました。
 その様な中でも皆さんは、最上級生として、運動会、音楽会、児童会活動、ICT教育などでも、下級生の良きお手本となるように、前向きに頑張ってくださいました。


 これから皆さんは、生坂小学校で学んだことを基礎にして、中学校で今よりも難しいことを勉強したり、部活動でがんばったりと大変忙しくなります。たくさん努力して色々なことを経験すると、世の中のことが今までよりももっと分かるようになりますから、皆さん一人ひとりの得意なことを見つけ出して、有意義な中学校生活を送っていただくことを期待しておりますなどとお祝いの言葉を申し上げました。


▽ 在校生は、卒業生にお祝いとお別れのことばを言い、卒業生は、お礼のことばと生坂小学校のことを頼み、みんなでお別れのうたを元気に歌っていただきました。






▽ 保護者代表の原田さんから、令和2年度卒業生のために、この様な盛大な卒業式を催していただき誠にありがとうございます。
思えば6年前、入学式に息子の手をつないで小学校へ向かう坂を上りました。今はもう手をつないで導くことは必要ありません。先生の授業、運動会や音楽会、地域の方とのわくわく体験、高齢者の方、保育園児との交流、金管練習、キャンプ、そして修学旅行。コロナ禍で直前まで親子とも心配しましたが、先生方のご尽力により、県内での旅行を楽しむことができました。
 6年間様々な体験により、心身ともにたくましく成長し、今まさに小学校を卒業いたします。卒業生の皆さん、本日はおめでとうございます。最後になりますが、生坂小学校の更なるご発展とご臨席の皆様のご健勝とご活躍をお祈りされるなどの御礼の挨拶を述べられました。


▽ 出席者全員で「校歌」を歌って、召田教頭先生の閉式の辞で終了しました。




▽ 卒業生は下級生から花束をいただき、まっすぐ出口に向かい巣立っていきました。




 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。今日まで愛情を持って育んでこられた我が子の晴れ姿を前に、色々なことが思い出され、お慶びもひとしおのことと思います。これからも成長していくお子様と一緒に、しっかりと歩んでいかれますようお願いいたします。



 また、校長先生をはじめ諸先生方には、幼かった子ども達をご熱心に温かく、時には厳しくご指導くださり、ここまで立派にお導きいただき、そのご労苦とご努力に対しまして、深く敬意を表し感謝を申し上げる次第でございます。


 卒業生の皆さん、4月から始まる中学校の3年間は、きっと皆さんの人生の中でも、かけがえのない貴重な時間になると思いますから、一人ひとりが秘めた大きな可能性が花開くことを願っております。


 そして、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ですが縮小しての卒業式でしたが、出席できなかった来賓の皆さんをはじめ、生坂村民の皆さんが、本日の卒業をお祝いしております。



 卒業式が終わった後、校長先生が児童一同からの感謝状を贈ってくださいました。それは、給食を村の予算で負担していることと、村民の皆さんがお米、味噌、豆腐、野菜などを一生懸命につくってくださって、体は大きく成長し、毎日勉強も運動も精一杯頑張ることができていることに感謝しているとのことでした。

 また、感謝状を開くと、卒業生一人ひとりからも給食無償化に対しての御礼の言葉が書かれていて、とても嬉しく感動しました。

第1回議会定例会&宇留賀会上空からの風景

2021年03月18日 | 生坂村の会議
 18日(木)の朝は曇っていてヒンヤリしましたが、次第に晴れて来て春の暖かさになりました。

 午後1時30分からは、3月定例議会の本会議が再開され、会期中にお願いしています今年度の補正予算案に対し、説明をさせていただきご審議いただきました。
   令和3年第1回村議会定例会追加議案説明

 それでは、3月定例会の会期中に毎年度お願いしています今年度の補正予算案に付きまして、ご説明をさせていただきご審議をお願いするものでございます。
 議案説明につきましては、予算案8件でございます。

議案第16号  令和2年度生坂村一般会計補正予算【第9号】

 この予算案は既定額に歳入歳出74,287千円を追加し総額を2,623,053千円とし、地方債の借入限度額を6,751千円減額する補正予算であります。

 主な内容は歳入で、使用料及び手数料で1,585千円、県支出金12,699千円、繰入金1,042千円、村債6,751千円を減額し、村税9,532千円、地方交付税17,629千円、国庫支出金28,454千円、財産収入2,493千円、諸収入18,382千円、寄付金20,000千円の増額となっております。


 歳出では、議会費1,730千円、衛生費5,353千円、農林水産業費7,242千円、土木費6,817千円、消防費3,148千円、教育費17,528千円を減額し、総務費で20,347千円、民生費15,768千円、災害復旧費21,690千円、公債費58,402千円の増額となっております。

議案第17号   令和2年度生坂村営バス特別会計補正予算【第2号】

この予算案は財源構成を行うための補正予算であります。
 主な内容は歳入で使用料及び手数料1,300千円を減額し、国庫支出金を563千円、繰入金を737千円の増額であります。

議案第18号   令和2年度生坂村福祉センター特別会計補正予算【第3号】
 この予算案は既定額から歳入歳出5,421千円を減額し、総額を93,689千円とする補正予算であります。
 主な内容は歳入で、使用料及び手数料35,380千円を減額し、繰入金を29,959千円の増額であります。
歳出では経営管理費を5,421千円の減額となっております。

議案第19号   令和2年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第4号】

 この予算案は既定額に歳入歳出1,255千円を増額し、総額を90,900千円として、地方債の借入限度額を400千円減額し、繰越明許費限度額を定める補正予算であります。
 主な内容は、歳入で使用料及び手数料1,889千円、諸収入205千円を増額し、繰入金439千円、村債400千円の減額であります。
歳出では経営管理費を1,601千円増額し、建設改良費を346千円の減額となっております。

議案第20号   令和2年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第2号】

 この予算案は既定額から歳入歳出36,656千円を減額し、総額を229,403千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で国民健康保険税1,182千円を増額して、県支出金38,344千円の減額であります。
 歳出では保険給付費41,767千円を減額し、基金積立金5,221千円の増額となっております。

議案第21号   令和2年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第2号】

 この予算案は既定額から歳入歳出925千円を減額し、総額を98,500千円とし、繰越明許費限度額を定める補正予算であります。
 主な内容は、歳入で分担金及び負担金400千円、繰入金1,379千円を減額し、使用料及び手数料を854千円の増額であります。
 歳出では農業集落排水事業費400千円、経営管理費525千円の減額となっております。

議案第22号   令和2年度生坂村介護保険特別会計補正予算【第2号】

 この予算案は既定額に歳入歳出23千円を増額し、総額を314,870千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で介護保険料6,055千円、支払基金交付金3,111千円、県支出金1,720千円を減額し、国庫支出金5,246千円、繰入金5,967千円の増額であります。
 歳出では、保険給付費1,121千円、地域支援事業706千円の減額で、諸支出金1,916千円の増額となっております。

議案第23号   令和2年度生坂村後期高齢者医療特別会計補正予算【第2号】 

 この予算案は既定額から、歳入歳出2,770千円を減額し、総額を28,063千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で後期高齢者医療保険料2,304千円、繰入金453千円の減額であります。
 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金2,722千円の減額となっております。

 以上の議案でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。

  上記の内容の議案を各部署から説明させていただきご審議を賜り閉会しました。

 午後5時45分からは、知事と市長会、町村会との意見交換会がテレビ会議で行われ出席しました。
 阿部知事の挨拶で始まり、年度末・年度初めを迎えるに当たっての知事メッセージについて説明を受けました。


 『年度末・年度始め(3/20~4/9)は日頃会わない方との接触機会が増える時期であり、感染拡大を抑制するため、この期間を「感染対策強化期間」とします。
 県民及び事業者等の皆様は、以下の点について遵守していただくとともに帰省・旅行、会食・会合、会議・休暇などの「分散化」・「小規模化」・「遠隔(リモート)化」にご協力をお願いします。』などの知事メッセージを当村も防災行政無線とICNで啓発しています。


 次ぎに、ワクチン接種の推進について「スケジュールおよび基本的な考え方(案)等について」「高齢者向けワクチン接種のモデルケース等について」などの説明を受けました。
 県は、4月26日の週に各市町村1箱相当(975ショット)を配布され、5月からは希望量が配布できる見込みとのことでした。


 当村は、3月の全戸配布チラシでもワクチンの有効性や副反応等を啓発するとともに、65歳以上の村民対象に意向調査を予定しております。
 そして、高齢者が接種を希望する人数を把握し、接種体制を協議して、4月下旬には接種券を郵送し、5月中旬には集団接種を開始するスケジュールで検討しています。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、山清路の郷資料館に行き、宇留賀区会集落の上空からの風景を撮影しました。

宇留賀会上空からの風景



 その他生坂村では、小学校で卒業証書授与式・離任式、コロナワクチン接種課内会議、生坂おとこ塾、少年少女サッカー教室などが行われました。