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初時雨旅に拝みし御神木 小林正子

2018年12月01日 | 俳句
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小林正子
初時雨旅に拝みし御神木
旅の途中で降りこめられた。寺社の庇に雨宿りとなる。眼前の大木が嫌でも目に入る。注連縄がしてあるから御神木である。自ずと手を合わせる。無宗教とは自覚しているが何故か祈ることが多々ある。親族の病気に祈り学業の成就に祈る。さて折角の御神木にはこの時雨が早く止む事を祈ろう。旅はまだまだ長いから。:俳誌『百鳥』(2018年2月号)所載。
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