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笠にとんぼをとまらせてあるく 山頭火

2016年10月17日 | 俳句
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種田山頭火
笠にとんぼをとまらせてあるく
男のロマンではないが自分も山頭火になってみたいと思う事がある。会社や家庭での人間関係に難渋した時は特にそういう気持ちになる。でも成れない。山頭火は勇気があるなあと感嘆して終わる。しかし笠は被らないが帽子くらいは日常に被っている。風の中に赤とんぼが湧き出でた。グランドゴルフ仲間の帽子にとんぼが留っている。生きているから歩くのだ。今日もぶつぶつ言いながら。彩図社「名俳句一〇〇」(2002年)所載。:やんま記

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