やんまの気まぐれ・一句拝借!

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春炬燵新聞たたみ又ひろぐ をがはまなぶ

2019年03月14日 | 俳句
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をがはまなぶ
春炬燵新聞たたみ又ひろぐ

春とは言えどまだ寒い。仕舞えない炬燵にまだ入っている。いったん入ってしまうとこれがなかなか抜け出せぬ。普段でも立ち上がる時には「どっこいしょ」と声がでてしまう年齢になっているのだ。さあそうなると炬燵で出来る事は新聞を読む事ぐらい。一度読んではみたものの外にやる事が無いものだからまた開くはめになる。天下の事象を眼中に収め総じてみれば「世は事も無し」とつぶやく。:読売新聞「読売俳壇」(2017年1月23日)所載。

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