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南風や屋上に出て海は見ゆる 高屋窓秋

2019年05月25日 | 俳句
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高屋窓秋
南風や屋上に出て海は見ゆる

天気晴朗風は最早南風である。風の来し方は遠き海からの風と思う。いざ海を見むとすれば屋上に出れば良い。寄せては返す浪音を聞くならばサンダルを引っかけて海へ出れば良いだけだ。内陸部に住む小生は年に一度は海を見たくなる。我が千葉県には内房総の海、外房総の海がある。九十九里では地球が丸い。そろそろ旅心が疼いてきた。:雄山閣「新版・俳句歳時記」(2012年6月30日版)所載。
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