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ひと一人ゐて緑陰入りがたき 飯島晴子

2019年05月12日 | 俳句
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飯島晴子
ひと一人ゐて緑陰入りがたき
汗ばむような陽気となった。熱くなった身体を冷やそうと緑陰に入ろうとした。おや先客あり。と言うことで少々入り難くなってしまった。新緑から夏休みまでの間は身体を動かすのに誠に気分が良い。万緑は心身共に癒やして前向きな自分を作ってくれる。さはさりながら何故か病む事になってしまった。何でこんな時に、何で自分が、、、。とつぷりと後ろが暮れてきた。:角川「新版・俳句歳時記」(1990年12月15日版)所載。
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