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一滴の青空こぼれ秋めけり 和田耕三郎

2018年10月07日 | 俳句
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和田耕三郎
一滴の青空こぼれ秋めけり
実際のところ秋には雨が多い。台風も重なって雨量は相当なものとなる。そんなある日のこと雲の割れ目にぽっかりと青空がこぼれた。まさに一滴のインクがこぼれた感じである。この青空と浮かぶ雲に秋めいたなあと実感する。この半分青いラブレターならきっと気持ちが通じるはずである。さあ今日も万歩計を装着して一歩きしてこよう。:俳誌「角川・俳句」(2018年10月号)所載。
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