今日の出来事

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プロデューサーズ

2006-04-16 | 映画・舞台・テレビ
 観てきました、「プロデューサーズ」。予想にたがわぬ楽しさ。ミュージカルの良さを思いっきり堪能して帰ってきました。私の好みのど真ん中、華やかでおしゃれでちょっと猥雑で。
 舞台は1959年のブロードウェイ。往年の名プロデューサーが小心者の会計士と企てた計画は、最悪の台本、最悪の演出、最悪のキャストによる一晩で打ち切りのミュージカル。しかし、事態はなぜか思わぬ方向へと・・。
 何がいいって、あちこちにちりばめられたダンスシーン。大都会のネオンの海の俯瞰から始まるオープニング、ビッグバンドの最初の一フレーズで、あっという間にブロードウェイミュージカルの世界にどっぷり引き込まれます。1人の男性ダンサーを中心に、きらびやかなステージワークと共に広がる、グラマラスな女性コーラスの群舞。家具を小道具に自在に華麗なステップを踏む正装したカップル。セリフが自然に歌に変わり、朗々と歌い上げる圧倒的な歌唱。劇中劇として演じられるステージの見事なこと。
 これは是非とも大画面で観たい映画です。フレッド・アステアというわけには行きませんが、表情豊かなブロードウェイ・タップがふんだんに盛られています。MGMミュージカル万歳!という映画です。これから何度も観る映画になりそうです。
 おまけ
* パンフレットが凄く綺麗。ブラウンを基調にした素敵なデザインで、光の加減でホログラムのように星がきらきらします。
** エンドロールの最後の最後まで、楽しませてくれるのがうれしい。途中でスクリーンを横切って席を立つバカヤローにはいい気味です。
*** 史上最低の演出家(ゲイ)とその強烈な仲間たちが絶品。ついでに、ちらっと登場するアラビアの衣装を着けた少年の姿態&美貌には、一目惚れでした。


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1 コメント

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ロジャー 一門 (mayumi)
2006-04-19 23:03:19
なんと言っても 演出家ロジャーの家にたむろする

妖しい面々...圧巻ですね☆

楽しませてもらいました。
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