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「ヘアスプレー」を観た

2008-10-10 | 映画・舞台・テレビ
 2007年秋の公開時に行きそびれた映画です。WOWOWでやっていたので、観ました。歌も踊りもすごく楽しい。でも、ストーリーは楽天的過ぎ。
 1960年代のアメリカ、ワシントン近くのボルチモアが舞台です。『チビでデブ』の元気な女の子トレーシーの青春を描くハッピーストーリーです。身体的なハンディをものともせず、ガンガン前に出て行く主人公は、いかにも「アメリカ」的ですね。極端に黒人蔑視の美人を対極において、黒人の友人と共に人種差別を跳ね除けていく訳ですが、この映画はきっと、こうあって欲しい(欲しかった)アメリカなんだろうな。絵空事なんだけど、こういう内容の作品がヒットするというのも、いかにもアメリカ的、J・P・ホーガン的だわ。(←フツウ知らない作家。)
 気に入ったのはクィーン・ラティファ演ずるメイベル。地方TVの人気番組の「ブラックデイ」担当の司会者です。沈着冷静かつ、堂々とした押し出しで、歌がうまい。もっともっと出番があって欲しかった。「シカゴ」にも出ていて、オスカーの助演女優賞にもノミネートされたとか。納得の存在感です。彼女の歌を聴けただけで、観てよかったと思いました。


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2 コメント

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Unknown (mayumi)
2008-10-13 14:15:18
ただのシンデレラストーリーに終わらないところが
魅力ですね。パワフルで、常に前向きな感じも元気が出ちゃう。

> クィーン・ラティファ
『シカゴ』のママ・モートンは 印象的でした。
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シカゴ (ヤナギオ)
2008-10-13 22:30:20
実はまだ観てないんです。
リチャード・ギアとミュージカルというのが
ちょっと心配だったんで・・。
でも、彼女が出ているのなら観てみようかな。
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