今日の出来事

どこへでも風の吹くままに。 http://www.geocities.jp/syanagio/index.html

「古都」衣装展&懐石&ミモザ

2005-02-12 | 
 今日は下の子が姉のところへ泊りがけで遊びに出かけたので、夫婦二人きり。蔵の辻DAYを過ごしました。「蔵の辻」と言うのは、武生市の中心地にある町並みの美しい公園のことで、しゃれた店が立ち並んでいます。
 午前中は友人と一緒に、ギャラリーで開かれている「古都」の衣装展に出かけました。「古都」は川端康成原作・上戸彩主演のTVドラマです。私は見ませんでしたが、そのドラマの衣装監修をしたのが隣町の呉服屋さんで、上戸彩や高橋恵子が着用した着物や帯、小物を展示していました。昭和33年の設定のせいか、とても古風な趣の着物が多く、見るだけでうっとり。御主人の話では、この頃の着物は帯の合わせ方次第で何十年も着られるようなものが多かったということです。確かに、高橋さん着用の茶の紬も臙脂の帯を当てると、あら不思議、すっかり華やいだ雰囲気に。新作着物もあって、海老茶に銀の星座模様が控えめに染めてある小紋や、濃紺に指揮者と楽譜の模様の名古屋帯など、一見普通のようで、実は凝った意匠の作品が素敵でした。
 昼食は、先日の「福井のラーメンやBEST10」で取り上げられた「一龍」へ。こちらは福井市なんだけど、あれ?この器、このチャーシュー、このスープ、これって・・・。会計のときに尋ねてみました。「こちら、敦賀の『一力』とつながりがあるんですか?」「はい、『一力』で修行しました。」さようで。行列するのは一緒だけれど敦賀より近いぞ。
 夕食は蔵の辻にある懐石料理屋「北地」。急な階段をよじ登るようにして蔵造りの二階へ上がると、一枚板の天然木の低い座卓があります。BGMは70年代のアメリカンポップスのカバー曲で、なんだか懐かしいムードでした。なかなか手の込んだ料理が出てきました。中でもおいしかったのは「さといも団子のあんかけ」。、軽く揚げてあって周囲はかりっとした歯触りだけれど、中はまるで餅のような食感です。サヨリのお刺身&鯛の昆布じめもGOOD。デザートの焼きプリンも甘さ控えめで、大満足でした。ただ量が多すぎて、美味しいローストビープのおろし和えが食べ切れなかったの~。
 その後、同じ蔵の辻にあるカクテルバーで念願のミモザを頼んで、散歩しながら帰宅しました。田舎にいても、結構楽しい宵です。皆さんも「蔵の辻」に遊びに来ませんか。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵(*^_^*) (まいどん)
2005-02-14 15:58:16
武生って行ったことがなかったんですが(高速で通り過ぎるだけ)、行ってみたくなりました。美味しいディナーはもちろんご主人とですよね? メニューを読んでいるだけでお腹すいてきちゃう。ヤナギオさんを訪ねて行ってみようかな?
返信する
武生よいとこ、一度はおいで♪ (ヤナギオ)
2005-02-15 23:13:48
いつでも来てくださいね。夜8時を過ぎると人気がなくなる田舎町ですが、歴史は古いです。大きな観光スポットはないけれど、ちっちゃないいトコロ(!)なら、いくらでもありますよ~。
返信する