今日の出来事

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北川健次展「Kenji Kitagawa ― 鏡面のロマネスク」 に行ってきた

2011-11-28 | 
「Kenji Kitagawa ― 鏡面のロマネスク」
福井市出身の版画家・オブジェ作家だそうです。
全然知らなかったので、行ってみました。

・・・・・・分からん。
分からなくていいのだろうと思います。
日本・福井的な要素はなくて、無国籍。
情緒をそぎとって数値化した後に残る詩情?

モノクロの写真に重ねられた無機質で幾何学的な線や数字、アルファベット。
かと思うと、極彩色の宗教画に原色の青を重ねたコラージュ。
ごくごく小さい歯車やねじ、バネが印象的な四角い箱のオブジェ。
非常に繊細です。

高校生らしい男子のグループがいましたが、一様に無言のまま。
難解です。カフカやランボーといった題材も多い。
タイトルもまた、長くて。
銅版画集『反対称・鏡・蝶番―夢の通路/Vero-Dodatを通りぬける試み』
イメージが焦点化されないっちゅうか、よう分からんのだよ・・・。

世の中には、私の理解力を超えた芸術って言うのがあるんだ、
それは、「おそるらくは、精神の貧困あるいは未熟」であろうかと。

写真は オブジェ「The Misses Lutwidge playing chess」160×95×110(h)


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