闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

スパ にこだました、夢の ファミリア・ロータリーですか!

2015-09-22 22:03:00 | 日記

​ニュースサイトに、スパ・フランコルシャン(ベルギー)サーキットで行われた、クラッシックカーレースに日本の医師が駆る 「ファミリア・ロータリー」 が走ったという記事を見つけた。

 

挿し絵には、子供の頃に見た 車が。

「あれ、これって カペラ・ロータリーでは?」。

よくよく調べてみると、カペラロータリーより一回り小さく見えるその車が、かつて国内で強豪と火花を散らしたロータリーエンジンを積んだ、ファミリアだと知った。

 

ん?

ファミリアの後継が、今の 「アクセラ」 だから、今風に当てはめると 「アクセラ・ロータリー」 みたいなものか♪(笑。

 

懐かしいスタイルの 「ファミリア・ロータリー」 がスパのコースを走る画は、なかなかゾクゾクさせるものが伝わる。

と同時に、今のレースカーには無い、ほのぼのとした雰囲気もまた魅力。

同じコースに、世界の名車の姿が。

ポルシェ(マルティニとか居るし)、アストンマーティン、アルファロメオ等々。

フォードなんて、エスコートを始め、何と GT40 までが走ってる、夢のような光景です!!

 

中には、RX-3(サバンナ)と思われる車(詳細識別不可)も居たりして、なかなか興味深い。

残念ながら、日本にこうしたレースの歴史を伝える文化がまだまだ育っていない。

そうした中、この愛知県のお医者さまが執念で走らせたと言うニュースは、なかなかに心を打った。

いい笑顔じゃないですか。

 

日本でも、歴史を彩った名車が集うクラッシクレースが成立する時代が生きてるうちに来るといいなぁ(笑。

それと、やっぱり 日本を代表する ロータリーエンジン車が 末永く活躍できる状況を夢見てしまう。

 

RX-8 で途絶えてる系譜の継承、是非ともマツダには頑張って欲しいと願わずにいられない。


WEC 第5戦 アメリカラウンド やっと見終り

2015-09-22 21:28:00 | 日記

​録画しておいた、WEC 第5戦、アメリカラウンドをやっと見終った。

 

まぁ、今年のパターンで、LMP1クラスは 「トヨタ以外」の上位争いです。

日産は車両開発拠点のアメリカにも、やはり参加せず(データ取るには良い機会もスルーか)。

 

テキサス州の砂漠気候を考えてか、スタートは夕方。

ゴールは午後11時過ぎという、ほとんどナイトレース。

それでも気温が相当高い。

 

解説にもあったが、西洋人は瞳の色が薄い方が多く、アジアの黒に対して 「夜目」がとても良いとの話し。

そのせいか、オープン3年目のサーキットは街灯がかなりまばらで、ライトが照らさないと真っ暗同様なんですね(汗。

これでも十分走れてしまうあたり、日本人ドライバーが 西洋ドライバーに耐久レースでなかなか追いつけない理由のひとつなのかもしれません。

有名なフランスの、ル・マン 24h も 郊外エリアになればほぼ真っ暗だし(汗。

 

いろいろなレースの放送を楽しんでるのですが、国内の SUPER GT で、「世界的に見てもハイレベルなクラス」 と解説される事が多いけど、何となく偏ってる感が残る。

確かに、GT500クラスの規格外とも言うべきハイパワーマシンは凄いし、GT300 クラスとの混走という条件下でのバトルスキルは素晴らしいと思う。

でも、最長ラウンドでも 約6時間。

走行は昼間のみで、遅くとも夕方まで。

 

近年は 国内レーサーが WEC(FIA) に挑戦するケースが多いけど、目立った成果を出してるという話しはあまり聞かない。

これはやはり、国内戦のみでは 「暗所スキル」 や 「耐久戦スキル」 が世界レベルを前にすると弱いのではと最近考えてます。

それでも、ニュル 24h 等に積極的に参加するレーサーが増えたりと、今後の日本勢の可能性を感じる話しも多く、次の時代が楽しみでもあるのですが♪

 

解説を聞いてて面白かったのは、昼夜を跨ぐ際の運転の違い。

昼間しか走らない日本ではあまり関係無いけど、今回のアメリカラウンドのように、砂漠の陽気は昼夜で極端に変わりますよね。

昼間は灼熱なのに、夜になると氷点下近くまで下がるとかあるらしい。

 

気温が下がると、「空気密度」 が高まります。

同じ量の吸気に対し、より大きな出力が得られる事になる。

また、タイヤ温度の低下により、ハイグリップな状態が長時間持続するのも、昼間とは全然変わるのだという。

路面もラバーコーティングのような現象で、タイヤのグリップを更に高める事になるそうで。

ハイブリッド車の場合、高温で効率が落ちる モーター や バッテリー の性能が戻る事で、これまた理想的な出力特性を得られる。

まぁ、これは市販のハイブリッド(EVも)車も同じ事ですね。

 

この特性の差を、車によってはドライバーがエンジン特性を切り替えたり、調整して走るのだとか。

コースによって特性を調整するという話しは多いが、エンジンの特性そのものを切り替えるという発想は国内戦ではどうだろう、あるのかな?

そんなこなで、視界確保は難しくなるが、下手すると日中以上に良いラップが得られる夜間スキル、これはWECのような耐久選手権を視野に入れたら、やっぱり度外視できない。

国内で経験が積めないとなれば(夜間は周辺住民への騒音問題で基本走れない)、海外への武者修行が良いレーサー育成には欠かせないのでしょうね。

 

というような事を考えていると、別のレースなんだけど、やはり国内の SUPER GT より、WEC の方が挌上感が漂ってしまう。

ただ、この番付みたいな考え方は宜しくないと判ってはいるのですが(汗。

 

いよいよ、来月に迫った WEC 第6戦 日本(富士)ラウンド。

できればこの目で、実際に見てみたいところ。

 

今は一部の方しか走るチャンスを掴めてないけど、近い将来は日本のレーサーが、日本の車で走るようになったらと夢が膨らみます。

 

やっとトヨタがトップ争いに絡める車とチームを実現しつつあるんだから、次は人材、頑張れ日本!


…やっぱり 個人的に好きになれない CVT

2015-09-18 08:22:00 | 日記

​昨晩放送された カーグラフィックTV。

今週は、長期テスト車両 の報告ダイジェスト。

 

何気なく流し見してた。

と、レボーグ・1.6GT で、かなり気になる話題が。

 

「峠道とかを攻め気味にしてると、CVTの油温が上がり 安全装置が働くことが。 フエールセーフが起動してしまう。」。

え?

それってかなり危なくない???

 

もともと私が CVT をどうしても好きになれないのは、あのエンジン回転とシンクロしない 気持ち悪い走行フィールでした。

理論的 には理想的なエネルギー効率を実現できる、優れた変速機 「だった」 のですが…。

 

出始めの頃の様々なトラブルは技術的対処でクリアしたものの、まわりが目覚ましい進化を遂げてる現在は 構造的限界が多方から指摘されるCVT。

 

2つのプーリーに接するベルト(金属だったりする)が滑らず摩耗しないように高圧を掛け、常に大量のオイルで潤滑せねばならず、機械ロスが意外に大きくなった。

「変速比の幅」が 限られる事で、自動クラッチ系やトルコンAT系に劣りだした部分を、副変速機を 「追加」 してカバーさせたり。

最もメリットだった無段階変速の比率を下げ、段階調変速 として違和感を払拭させたり。

 

このように CVT も 「進化」 してはいるものの、ふと冷静に考えると疑問が湧く。

無段階変速による高効率変速 を最大限生かさず、変速幅(実効幅)を余計なモノで広げ、動作負担が増えてエンジンに負担が掛かるなら、本来の CVT としての 「存在意義」 ってどうなったんだろう?

 

そして、今回のレボーグの CVT で 「安全装置」 が働くとか、車にとって重要な伝達装置たる部分のダウンって、安全の面からも 「これかなりヤバくない?」 と考えさせられる。

 

以前、「CVT から脱却せねば 日本車の未来は開けない」 みたいなコラムを読んだことがある。

かなり過激な内容だったけど、うなづける点は多かった。

 

現在のCVTが耐えられるエンジン出力は およそ 300ps 辺りが 「限界」 だとか。

実際、高出力エンジン と CVT が組み合わされる例は記憶に乏しい。

まぁ全てをチェックしてるワケじゃないから、この辺はかなり曖昧なのですが。

 

海外のサイトで非常に高い評価が目立つ WRX STI のような 高性能スバル車も、良く記事を見ると ほぼMT仕様だし。

 

でもでも、国産の軽自動車に使われまくってる CVT は、デメリットを知った上でもアリだと思えるんです。

実はエンジンが小さすぎて思ったほど燃費が良くない軽にとって、高負荷が無いからウッテツケな気がする。

なので、これは 「適材適所」 って感じが。

 

ただ、エンジンの出力が高いモデルには、CVT ってどうなんだろうって考えてしまうんです(汗。

 

TVで引き合いに出たレボーグ、つまり スバル は 大好きな水平対向エンジンを提供する個性溢れるメーカー。

最近はエクステリアデザインがガンダムみたいにカクカクしてるけど、これはこれで結構 「カッコイイ」♪

それだけに、非MTモデルが CVTのみになってるのが 個人的に(あくまでも私だけ、ね)何か もやもやしたものが残ってしまう。

 

気付けば海外メーカーにほとんど CVT は無く、フランクフルト・モーターショーの出展車を見ても日本車ばかり。

…なんか 「日本固有種」 みたい。

 

よく判らないけど、もしかして国内に CVT の専業メーカーみたいなのがあるのかな。

それが、グループ会社 か何かになってて、いまさら方針転換できない、とか?

 

私的には、嫌いというより、「苦手」 な印象が強い CVT ですが、明確なメリットがあるなら 存在意義が成り立つと思う。

ただ、トルコンATが滑りまくり 燃費も走りもガタガタだった昔には、CVTって 「夢の変速機」 って歓迎されたけど、現在は状況が全然変わってしまった。

 

もしかすると、メーカー も ユーザーも じっくりと考えるべき 頃合い なのかもしれない。


共通点が興味深い 「フォーカス」 の アクティブ・グリル・シャッター

2015-09-18 08:02:00 | 日記

​「フォーカス」 に装備される 「アクティブ・グリル・シャッター」。

 

水温状況や、速度域により フロントグリル裏のシャッターを自動で開閉するというもの。

水温が上がれば開ける。

また、一定速以上になると閉めて 空力性能を上げるというもの。

 

この説明を見ていて、ちょっと懐かしくなった。

 

昔、友人が買った レビン(AE86)のフロントグリルに付いていた横長のシャッター。

これも、水温が上がると開くという温度調節するものでした。

確か手動でも動かせたような…、昔すぎて良く覚えてない。

 

たぶん、レビン がこの機能のパイオニアというワケじゃないと思うけど、こうしたギミックはあちこちで昔から行われていたんですね。

技術者の方々の努力が感じられます。


あら? あらあら? これはちょっと気になるかも 、Q30

2015-09-18 07:45:00 | 日記

​フランクフルト・モーターショーの記事で気になるものが。

 

最近は エクストレールからクリーンディーゼルを止めたり、CVT を大々的に展開してしまったりと 興味範囲から外れた 日産(ごめんなさい(汗。

WECでの 「GT-R LM」 の大失態と、その後のレース部門から 「ル・マン という場に挑戦するのは、結果的に業績に繋がる」 みたいな事を いけしゃぁしゃぁとコメントするあたり、何とも腹が立つ(笑

今のSX4に乗り換えるまで、サニー(アニバーサリ)、プリメーラUK(英国生産)と、日産を乗り継いで来た我が家。

考えたら、日産 というメーカーってそんなに嫌いじゃ無かったんですよねぇ。

 

フランクフルト・モーターショー に出てきた気になる車は 「Q30」。

厳密には 「日産」 ではなく、「インフィニティ」 の車。

年末には英国の工場で生産開始されるという、インフィニティ の中で最もコンパクトな一台。

 

最近はライト周り(目力)はみな似た様な表情になるのはトレンド(?)なのかもしれないが、全体のまとめ方がそれなりに悪く無く見える。

サイズ的にも雰囲気が似てるのは、レクサス CT や、ベンツのAクラスとかが近いのかな。

その諸元を見ると、ヨーロッパで売られる(作られる)だけあって、1.5L と 2.2L のディーゼルエンジンの設定もある♪

 

そしてそして、 変速機に 6速MT に加え、7速DCT(デュアルクラッチ) の設定がある。

 

更に画像から、リアに 「AWD」 のバッヂが見える!

 

おおっ!

これはまさか、コンパクト + ディーゼルエンジン + MT + AWD という、偏屈な私が望む全ての要素を満たす車なのかぁ(笑。

 

って、日本で売られる可能性を考えたら、下手な希望を持たない方がショック少ない、か。

 

確か今年、日産の星野専務さんだっけかな、コメントに 「インフィニティ ブランドを展開するって話しは特に無いです。自分もどうしようかなぁってところで。 社内で話が出たら考えます。」 みたいな、何とも全然 「やる気」 が感じられないコメントが出たばかり。

このあたりも、どこが 「やっちゃえ日産」 なのかと広告台詞に眉をしかめてしまう。

 

ゴーンさんがあちら重視で、国内軽視だからかもしれないけど、今の日産は 「どうしちゃったんだろう…」 って首を傾げたくなる。

 

「Q30」 と、そのSUV版な 「QX30」 は、来年春に米国販売開始がアナウンスされた。

両車とも、ダイムラー(ベンツ) と共通プラットフォームを使った、世界戦略車のハズ。

 

「今の日産に過度の期待は持たない方がいいかも」 なんだけど、判っちゃいても 「頑張れ 日産」 というのもありまして。

星野専務さん、「日本のメーカーなのに、足元がスカスカ」 をドーンと打破し、本当に面白くするよう頑張ってーーーー!