闇夜の烏の変な世界

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電力、負のシナリオの兆候なのか新潟火力

2012-09-02 13:16:00 | 日記

 

ほぼ原発が止まった中で、国が「ギリギリ電力は保たれる」と国民の混乱を避けようとしている。

それ自体は悪い事じゃないし、できれば原発に依存しない安定した供給が望ましいと考えている。

が、付近に原発がある方々の心情を察しても、やはり原発の必要性は避けられないと考えてます。

政府の電力試算は存在する火力発電所の全てが常時全開稼働したと仮定した上での数字なのは今さら説明する事じゃないですね。

その中に、「寿命で廃止対象」「定期点検を行わず連続稼働」等の火力発電所も含まれてるのがどうしても気になっていた。

廃止予定だったって事は事故が起こる可能性が高まってるって事だろうし、定期点検で止められないって事はこれまた同じ危険性を帯びているって事です。

そして昨日、急ごしらえで作った上越火力発電所で「異常振動」による停止が発生、新規設置でも十分な試験が行われていなかっただろう事は容易に想像できる。

これは足元見られ高騰する重油により、大量のCO2を発生させる火力発電に依存する電力インフラの崩壊へのシナリオの一端と私は見ています。

京都議定書を持ち出すまでもなく、日本は原発時代よりも膨大なCO2を削減する義務を世界の中で負っています。

が、今や増える要素ばかりで、結果的に達成できなかった分のペナルティを他国へ「お金」、つまり膨大な国の借金として払わなければなりません。

国会で綺麗事を並べて政党の陣取りゲームに興じるあまり、その隙を突いて様々な面から近隣諸国を中心に、今や日本は世界からの孤立の危機に瀕してるのは、もしかしたら国会議員より国民のが気付いてたりするのかな?

今のままでは日本という国自体が崩壊するのではという予想を否定する要素があまりに少なく、自分が無知であるが故の誤算だと思いたい。

でも実際に国が崩壊したら、陣取り合戦に興じている人々も無意味になるんだよね、これって何とかと天才は紙一重ってやつの一例?

と、脱線しましたが、原発のある地域の方々のリスクを国全体で何かしらの形で共有し、火力依存で足元をすくわれない電力基盤の構築、そして次世代電力の研究と実現こそが国のすべき急務だと思います。

生活インフラの全て(と言っていいかと)が電力によって稼働しているのですから、もっと危機感が高まっていいハズなのにこの国って…。


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