音楽放送からスタートした 「i-dio」。
「V-Low」 を利用したマルチメディアサービスです。
この 「V-Low」 を知ったのは、以前の職場の業務上、あるフォーラムで知り合った方の情報から。
もう4年近く前になるのかな。
その頃、まだ 東日本大震災 のダメージが色濃く残っていた。
出向先では、多いときは日に2度の 「計画停電」 があり、その対応に追われてた。
行政用(役所とか)の防災システムは知ってたが、意外に日本では個人向けのものって少なく感じてた。
身近なところでは、緊急地震速報 が出ると、携帯(スマホ)がグェッグェッグェッ ってケタタマしく鳴るアレくらい。
もっとローカルに的確な情報が得られ、避難情報や 帰宅難民をサポートするようなものがあったらと考えていた。
「V-Low」 が最初に目指した防災機能に 「V-Alert」 がある。
大規模な放送局を持てない中小自治体等でも、地域限定の防災情報が流せるというローカルなもの。
もちろん、広範囲の情報も受けられる。
これに類似した防災グッズとして購入したのが下の 「スマートレスキュー」です。
ただ、こちらは EWS(緊急警報放送)機なので、機能は携帯のアラート程度。
(有)威風堂 が販売してる、中国製のアイテム。
知人がカバンに入れてるのを見て、試しにと購入した。
こんな外見で、災害時のお助けツールが詰まってます。
ラジオが FM と AMで、感度はそれなり(笑。
上部にLED式の懐中電灯が付いてます。
スイッチ一つでサイレンも鳴るのですが、心なしか音量がイマイチ…。
電源は内臓式で、乾電池は使えません。
代わりに、背面のハンドルを起こすと手回し発電でも充電できます(メインはUSBから)。
付属のアダプタを繋ぐと、ほとんどの携帯電話やスマホへの給電ができるらしい。
緊急時の、バックアップアイテムですね。
バッテリーは300mAhとかなり小さく、フル充電しても数時間で 自然に干上がります(これ短すぎ!!)。
なので、常にUSB経由で充電状態にしないと 設定までリセット(バックアップできないって…)されて大変。
最大の特徴は、指定したFM局から緊急警報シグナルが流れると 、本体の電源が切れていても(待機状態)、自動で立ち上がる。
LEDライトが点滅し、ラジオが大音量で鳴る。
試験期間なのか、とんでもない時間に 突然鳴るもんだから心臓に悪い(汗。
試験放送の時は、ラジオから 「ただ今試験放送中」 と流れる。
半分以上が通常の番組な事から、どうやら誤動作がかなり多い(涙。
夜中の2時だろうと、朝の4時だろうとおかまいなしに電源が入るので 最近ややイラ立ち気味。
購入時、値段がかなり高かったが 「V-Alert」に対応した加賀ハイテックさんのラジオもあったので、そちらにしなかったのを今頃後悔中。
使えないワケじゃないけど、毎度おなじみの 「安かろう悪かろう」 に入る、かな。
私的には 「手回し発電機(携帯に)」「懐中電灯」 「携帯充電用」 と割り切ればアリ。
でも誰にでも奨められるモノでは無いなぁ。
自然災害の多い日本。
ラジオ ってのは、今も昔も防災グッズの定番。
手元に一つあると安心です。
通信インフラが生きてればスマホ等が使えますが、えてして災害時は通信等がダウン(帯域制限とかも)します。
一方方向とはいえ、ラジオは省電力で心強い。
…という事で、良さそうな拡張ラジオ(もちろん 「V-Alert」や「i-dio」対応で)が出たら買い増したい~。
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