闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

プジョー 「2008」 の 高性能車かぁ♪

2016-03-07 19:54:00 | 日記

​プジョーの 「2008」 に 上位モデルが追加された。

 

国内に 「2008」 が登場して直ぐ、ディーラーで試乗車に乗らせて頂いた。

使い勝手の良い コンパクトSUVタイプ を かなり真剣に探していた時期だったし、「208」 を愛用してる方に 「プジョー面白いぞ、見てみたら」 と紹介されたのだった。

 

外車にほとんど縁が無い自分。

まして フランス車 なんざ、「~らしい」 と本で知識を読む程度。

「プジョー」 と聞いて浮かぶのは、ラリーで大暴れした 「205T16」 のフルタイム四駆レーシングマシン程度です(汗。

足回りに伝統的な味付けがあり、「猫足(ネコアシ)」 と呼ばれる プジョー。

 

初期 「2008」 を試乗した途端、その良く動くのにシットリと安定したサスペンションの 「振る舞い」に 本気で驚いた!

マジに驚いたんです、理解が追い付かない仕草に(汗。

柔らかいと一般に不安定(重心移動とか)になりがちなハズが、良くしつけられているのか 安定感と接地感が素晴らしい。

 

1.2LのNAガソリンは、決して余力タップリではないし、5速のETG(シングルクラッチ式)はそれなりにクセがある。

せめて ターボが付くとか(当時ルノー・キャプチャーがターボだった)、6速ATだったら 周り中に 「面白いよー」 って勧めたいと思ったのを思い出した。

 

今回、昨年出た限定販売の 「レーザー・エディション」 に続き、 「クロスシティ」 というのが追加された。

ネットでは、新開発の6速AT(第三世代)や、インチアップした 17インチホイールに注目されがちなようだが、私が気になるのは エンジンのターボ化。

1.2L三気筒エンジンは、ターボが付いて 110ps と、とうとう100馬力を超えた!

クセがあって誰にでもオススメではなかった 5速シングルクラッチは、EAT6という 6速ATに。

これで、「2008」 の 日本国内ではどうかなぁ という部分がほぼ払拭されたかな。

 

こうなると、もともと極上の足回りと、「ヴェゼル」 もビックリかもしれない 後席を倒した時のフルフラットな荷室の使い勝手、後部座席の快適性(すわり心地が最高~♪)が がぜん引き立つ。

人を乗せるのに迷いなし、荷物の積載能力も極めて高いとなると、据え置かれた価格もあって面白くなった。

 

車格的に、「ヴェゼル」 「CX-3」 「ジューク」 辺りとぶつかる 「2008」。

デザインはフランス車の個性というか、好き嫌いが分かれるかなぁ。

(ジュネーブショーで登場した次期型のデザインを見ると…)

 

コンパクトで、広い室内と快適な乗り心地のSUV を探す方にはかなりオススメできる一台になったかもしれない。

私には、エンジンがガソリンのみで、FFのみって辺りでチョイスから外れてしまうのだが。


「イグニス」 の課題は足かな

2016-03-07 06:33:00 | 日記

​今回の TVKテレビ、「クルマでいこう」 は 待ちに待った 「イグニス」 でした。

試乗こそしてないが、展示車に触れた感触がそんなに悪くなかっただけに興味あります。

 

それにしても微妙なサイズ感。

開発者の 「SUV というより、普段使いの良い車を狙った」 って辺りがなんとなく伝わる。

コテコテのSUVというにはいろいろと微妙なのは、そんな辺りが影響してるみたい。

 

コンパクトな取り回しの良さ、十分な室内空間(4人用と割り切り)、十分な股下による余裕等々。

この辺り、個人的に好意的なのが この股下の高さ。

どうしても低く、駐車場の 「輪留め」 や、ガソリンスタンドの段差等で下回りを気にする車って少なくない。

それこそ、スーパーの立体駐車場でも 気にせずスイスイ入れる気軽さが、この 「イグニス」 の目指す優しさなのかもしれない。

 

「質感」 に関しては、五郎さんのコメントが興味深い。

「このクラスでは デミオ くらいしか比較車が無い」 という発言にビックリです(汗。

う~ん、確かに実車はかなり意表を突く面白さだったけど、「デミオ」 並みってのはどうだろう。

まぁ、間違いなく 同じスズキの 新「エスクード」 とは段違いの良さとは自分も感じたんだけど、ね。

 

公道試乗に入ると、やはり足回りにコメントが。

「ソリオ」 同様、突き上げがかなり厳しいようです。

特に後席の乗り心地は、番組中に複数回 苦言が出てる。

私的に近年で乗り心地が悪い印象が強烈なのは、何度も引き合いに出して恐縮なのですが、何れも初期型の 「XVハイブリッド」 と「ヴェゼル」 で、「何でこんなに鋭く突き上げる(特にリア)かなぁ」 って思った。

「イグニス」 もあんな感じだとしたら、ちょっと人を乗せるには気が引ける?

 

う~ん、 「CX-3」 もそうだったのだが、どうして「新型車」ってのは みな足回りを 締め上げてリリースするのだろう?

改良で 「乗り心地がさらに良くなりました♪」 ってセリフでアピールしたいのかな。

少なくとも 女性に乗ってほしければ硬過ぎってのは酷だよなぁ。

 

ハンドリングについては、軽い車体に 短いホイールベース だからクイックかと予想してたが、五郎さんのコメントだと 「スポーティではない」 のだそう。

そうなのかぁ。

この辺り、新 「エスクード」 の鋭く切れるステアリング感 とは方向性が違うのかも。

 

これまた個人的にフィールが気になる CVT については、特にコメント無し。

この辺りが気になってたので、ちょいと残念。

 

番組で試乗したのが、FFモデル。

AWDと比べ、足回りが硬いという評価があちこちで見られる。

できればAWDで評価して欲しかった。

 

良くも悪くも存在感ある 「イグニス」。

エンジンは デュアルジェット の マイルドハイブリッドだが、将来的に ブースタージェット(ダウンサイジングターボ)ベースの ストロングハイブリッドが追加されたら面白いかも。

そんで、「WORKS」 で好評な ショートストロークMT と同様の仕様が出れば、かなりヒットしたりして。

 

番組中で実燃費(取材時)が非公開になったが、「ソリオ」 と同じシステムだから かなり悪いんだろうなぁ…。

この辺、最も気になる一つだったのだが。