ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

秋を飾る高原の虫達

2015-10-24 | 自然観察

9月20日の山籠り。高原を彩る虫達を日がな一日撮影した。本当はオハコの沢へイワナ釣りに行く予定であったが、先行者が居た。
こういう時はあっさりと釣りを諦め、写真撮影に切り替えるのが賢明なのだ。


吸蜜中のシータテハ。キタテハにあるブルーの斑紋が無く、翅の先端が丸みを帯びているので区別できる。


翅の裏には和名の由来であるCの字の白斑が確認できる。


顔面まで赤く発色したナツアカネが鮮やか。


同じくナツアカネ。アキアカネとは翅胸の黒線形状で見分けられる。またアキアカネはここまで赤くはならない。


こちらがアキアカネ。最近は全国的に減少が伝えられている。夏場は高原や山に避暑することでも有名だ。


マユタテアカネは顔面の眉墨が特徴。


マイコアカネは顔面がブルーっぽく色付くのだ。


コムラサキ。黒化型のようだ。


コノシメトンボ♀。翅胸の黒線でノシメと見分けられる。


コノシメトンボ♂。コイツも相当発色する。


世界中に広く分布するというヒメアカタテハ。


勿論ミヤマアカネも負けじと赤色を誇示する。


草叢に咲く竜胆が上品な紫で秋を締める。

今、山籠りの隠れ家周辺は紅葉も終盤だろうか?こらから高原は色の無い世界へと移っていく。
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